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モーター スポーツ コラム 2022年9月16日

3年ぶりのWEC富士を終えて

今日も今日とてプッシュ&ルーズ by 高橋 二朗
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3年ぶりに開催されたWEC富士。ハイパーカーが富士に初お目見えとなった。

3年ぶりの世界耐久選手権(WEC)富士6時間レースは、トヨタの1-2フィニッシュで終えましたね。本命が横綱相撲を見せていただいた。

世界選手権レベルのイベントが訪れると、いつもと同じ富士のパドックエリアもいつもとは異なる様相となる。デジタルサイネージのパドックゲート。そして、ものすごい数のコンテナがずらり。まるで富士であって富士でないような・・・。

初めて見るハイパーカークラスのマシンは、大柄でがっちりしている印象のGR010と平べったくて独特のコンセプトを持っている9X8。プジョーのプレスコンファレンスで教えてもらったのですが、マシンのタイプ名の9X8の「X」の意味。それは、4輪駆動を意味する。ハイパーカーは、エンジンとモーターで4輪を駆動させているので、4X4の「X」をタイプ名に組み込んでいるのだそうです。知識が一つ増えました。

大きな注目を集めたプジョー9X8。

9X8が注目されているのは、リヤウイングを持たないスポーツカーであるところ。実際にメインボディーから突き出たリヤウイングは無かった。しかし、ボディーの後端は、大きく湾曲していてマシンの上を流れる空気を受けて、マシンの底を流れる空気と総合的にダウンフォースを得られるのだろうな、と納得してみた。

ピットウォールから覗き込むと富士の特徴である1.5キロのロングストレートでは、バウンシングしているのが見えた。特に最高速に達したあたりでは、何度もマシンの底と路面が接触して火花を散らしていた。F1でも問題になっているポーポシングってやつですかね。プジョーチームのピットでは、常時オンボード映像が流れていて、ストレート走行中のマシンから見られるシーンが上下に揺れ動く様が見られた。緒戦のイタリア・モンツァ戦以後、プジョーは2回のテストを行って富士に乗り込んで来たらしい。それによってかなり良くなったと言われているけれど、まだ空力バランスのファインチューニングが必要なようですね。さて、最終戦のバーレーンではどのように進化しているか?

先週末の天気予報は、曇りだったけれど、決勝日は見事に晴れ渡って霊峰富士もその姿を海外から来たチームに見ていただけた。しかし、どれが故にぐんぐんと気温が上昇してピットでウロチョロするオッサンは、沢山の汗を流させていただきました。レースが終わり、いい汗かいたぜ!と言いたかったけれど、早々にプレスルームに戻って、へたり込んだ。歳には勝てない。

深夜帰宅。お風呂でリフレッシュ。いつものように体重計に乗った。体重が1.5キロ減っていた。1.5は、富士のストレートと同じだと思った自分が変で、可笑しかった。

文:高橋 二朗

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高橋 二朗

高橋 二朗

日本モータースポーツ記者会。 Autosport誌(英)日本特約ライターでもあり、国内外で精力的に取材活動をするモータースポーツジャーナリストの第一人者。1983年からルマン24時間レースを取材。1989年にはインディー500マイルレースで東洋人としては初めてピットリポートを現地から衛星生中継した。J SPORTSで放送のSUPER GTのピットレポーターおよび、GTトークバラエティ「GTV」のメインMCをつとめる。

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