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モーター スポーツ コラム 2022年8月21日

片岡龍也選手(No.4 グッドスマイル 初音ミク AMG) 「タイヤを新品にして戻すよ」っていうことだけだった

SUPER GT あの瞬間 by 島村 元子
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No.4 グッドスマイル 初音ミク AMG

No.4 グッドスマイル 初音ミク AMG

レースでの出来事をドライバー自身に振り返ってもらう「SUPER GT あの瞬間」。レースでの秘話、ドライバーのホンネを“深掘り”し、映像とコラムでお届けします!

第4戦富士でレース序盤にGT300クラストップの座を奪ったNo.4 グッドスマイル 初音ミク AMG。安定感ある速さを武器に、谷口信輝、片岡龍也両選手が快進撃を披露する。彼らの頭に浮かんでいたのは2017年を最後に遠ざかっていた勝利だったが、終盤に待っていたのは、まさかのタイヤパンクだった。優勝に向けて積み上げたものが水泡に帰してしまった瞬間、ステアリングを握っていた片岡選手は何を思ったのか……。

──スタート直後から早速攻めの走りを見せて、6周目のパナソニックコーナーで61号車(SUBARU BRZ R&D SPORT)を逆転。片岡選手としては、ここでトップに! という気持ちだったのですか。

片岡龍也:本当はスタート直後に仕掛けていきたいと思ったんですが、まずスタート前に雨が降ったことでAコーナー付近が少し濡れているところもあり……オープニングラップはグリップの確認も含めてちょっといつもよりおとなしめに行くことで、まずオープニングラップで(逆転する)チャンスはあまりなかったかなっていうのと、あとはオープニングラップ直後のクラッシュによって、1コーナー立ち上がりからAコーナーでイエローフラッグが出てしまい、ちょっと勝負のかけどころが減ってしまったので、その分61号車を抜くのに後半セクターしかチャンスがなくなってしまいました。イメージとしてはもう少し早く処理したかったんですが、6周目までかかってしまったなぁという感じです。

──予選グリッドは今シーズンベスト。総体的に好調だったということですね。

片岡:土曜日に走り始めてから、まず自分たちの調子がそこそこであることと、レースラップが結構いい感じだという確認は取れていました。ただ予選になるとタイム上げてくるチームが結構多いので、自分たちがどの位置にいるのかなというところでしたが、想定より良くて……3番手でした。またレースラップ自体は自信があるので、そこからスタートしていい流れを作れたら、結構チャンスがあるかなという思いでスタートしていましたね。もともとグッドスマイル(レーシング)としては、比較的荒れるレースとか長いレースは強いっていう印象はあるし、谷口(信輝)さんにしても僕にしても、特に今さら何も慌てることはないので(笑)。自分たちができること、ペースを守ってやることには長けていると思うので、その実力とともに(レース)距離が長ければチャンスが増えていく方向かなという認識はしていました。

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