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【FIM スーパースポーツ世界選手権2022 第1戦 アラゴン(スペイン):プレビュー】大変革のシーズン!岡谷雄太参戦の300クラスも放送
モータースポーツコラム by 辻野 ヒロシプレシーズンにテスト走行する岡谷雄太選手
人気バイクレースの「FIMスーパーバイク世界選手権」を放送するJ SPORTSは同じシリーズとして帯同する「スーパースポーツ世界選手権」、そして日本人ライダーの岡谷雄太が参戦する「スーパースポーツ300世界選手権」もダイジェストを放送します。
特に「スーパースポーツ300世界選手権」はこれまで国内での放送がなかっただけに、4月9日、10日にスペインのモーターランド・アラゴンで開催される開幕戦はレース1が生中継されるということで要注目。周回ごとに激しく順位が入れ替わる軽量スポーツバイクの戦いは見逃せません。
「スーパースポーツ300世界選手権」はヤマハYZF−R3(排気量320cc)、カワサキ・ニンジャ400(400cc)、KTM RC390R(単気筒・373cc)が出場するレースで、車種ごとに最低重量や最大回転数を規定してイコールコンディション化をしています。
出場台数は40台以上とかなり多く、未来の「スーパースポーツ世界選手権」「スーパーバイク世界選手権」のスターを発掘するレースとして盛り上がっています。そこに日本から孤軍奮闘で参戦しているのが岡谷雄太。東京都出身の22歳で、2018年に全日本ロードレース選手権J−GP3クラスに参戦し、いきなりデビュー戦で優勝するという快挙を成し遂げたライダーです。
海外志向が強く、2019年から日本では決してメジャーではなかった「スーパースポーツ300世界選手権」に参戦を開始。初年度は予選落ちも経験するなど苦戦しましたが、コロナ禍の中でもヨーロッパに留まり、2020年には優勝とポールポジションを獲得してランキング10位を獲得しました。
昨年は惜しくも優勝を飾れませんでしたが、トップグループに定着してランキング5位。SNSでは彼の活躍が日本でも話題になっていました。フル参戦4年目のシーズンは日本人初のチャンピオン獲得に期待がかかります。日本ではまだ未知のカテゴリーである「スーパースポーツ300世界選手権」と岡谷雄太の活躍を楽しみましょう。
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