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モーター スポーツ コラム 2021年7月22日

【フォーミュラE・第12戦&13戦 ロンドン(イギリス):プレビュー】5年ぶりのロンドン!チャンピオンの可能性はまだ全員にあり

モータースポーツコラム by 辻野 ヒロシ
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F1と比べてみるとよく分かります。F1は10戦終えて、フルマークで263点が満点なのですが、マックス・フェルスタッペンは185点も獲得しています。2位のルイス・ハミルトンも177点と、F1はトップチーム所属のドライバーが獲得ポイントをガッポリと掻っ攫っているのがよく分かりますね。

それに対してフォーミュラEは一部のチーム、一部のドライバーが独走し、大量ポイントを取り続けるのが難しいレースになっています。ランキング上位5人に近年次々と参入してきたドイツ自動車メーカー群のドライバーが一人も居ないというのが、その混戦ぶりを物語っています。

ただ、その分、チャンピオン争いという意味ではそのランキング、勢力図はガラリと変わっていく可能性もあります。残すところ今回を含めて4レースですから、フルマークは120点。これ即ち、まだ全員にチャンピオンの権利があるということです。

現実的な見方としてもランキング15位につけているジェイク・デニス(BMW)=54点あたりまで逆転チャンピオンに輝く可能性が大きく、ロンドンの結果次第となっていくでしょう。

そんな中でランキング上位につけるサム・バード、ミッチ・エバンスが所属する「ジャガー」、ロビン・フラインス、ニック・キャシディが所属する「ヴァージン」は母国レースと言えるので、ここで勝って最終戦の舞台、ベルリンに良い形で行きたいでしょう。

特に「ジャガー」は2016−17年のシーズン3から参戦していますから、自動車メーカーチームの中では古株の部類。最初のシーズンはなんとランキング最下位という、自動車メーカーワークスとしてはあり得ない位置からの船出でした。そこからミッチ・エバンスが2017−18年のシーズン4で初表彰台、2018−19年のシーズン5では初優勝するなど徐々に成績を伸ばし、頭角を現してきました。そしてフォーミュラEのレース巧者、サム・バードを迎え入れ、一気に躍進してきました。

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