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SUPER GT第2戦で逆転優勝を果たしたNo.17 Astemo NSX-GT
2021年のSUPER GTは、早くも第2戦までが終了。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、今月末に予定されてしまった第3戦鈴鹿は延期となってしまった。関係者から聞こえてくる情報によると、水面下で代替え開催の日程調整は進んでいる模様で、正式に決まってはいないが、その候補も絞られつつあるようだ。
思わぬ形でインターバルができることとなった2021シーズンのSUPER GTだが、ここまでの2戦を振り返ると、特にGT500クラスは昨年をしのぐ激戦となっている。これから本格化するチャンピオン争いも、“史上稀に見る”と言われた昨年を超える戦いになっている。
それを強く感じさせたのが、ゴールデンウィークに行われた第2戦富士だ。
終始レースを牽引したNo.36 au TOM’S GR Supra
今回は2年ぶりとなる500kmの長距離戦だったのだが、スタート直後からトップ争いは気の抜けない接近戦となり、今まで以上にスプリントレースとなったが、その主役はNo.36 au TOM’S GR Supra(関口雄飛/坪井翔)と、No.8 ARTA NSX-GT(野尻智紀/福住仁嶺)だった。
スタートで8号車(福住)が抜け出したかに思われたが、直後に導入されたセーフティカーからのレース再開で隙をついた36号車(坪井)がトップに浮上。それでも2台の差が大きく離れることなく、緊迫したトップ争いが続いた。
今回は、この2台によるトップ争いになるかと思われたが、1回目のピットストップを終えてトップに躍り出たのは、11番手スタートのNo.17 Astemo NSX-GT(塚越広大/ベルトラン・バケット)だった。
きっかけとなったのは、この第2戦から正式採用が決まったフルコースイエロー (FCY)。その最初の実戦導入となった31周目に、タイミングよく1回目のピットストップを行っており、これで大幅にタイムを稼いで一気にトップに浮上した。
中盤スティントは17号車の独走状態だったのだが、このままで終わらないのが今のSUPER GT。残り40周を切って最終スティントに入ると、8号車と36号車が再び差を詰め、残り20周を切って、三つ巴のバトルになった。
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