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モーター スポーツ コラム 2021年5月19日

スーパー耐久 富士24時間プレビュー|新しい要素加わり、さらに見逃せないバトル勃発の予感

モータースポーツコラム by 吉田 知弘
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さらに参戦マシンも昨年と比べると車種が増えて豪華なラインナップとなっている。おそらく総合優勝嵐を繰り広げるST-Xクラスには日産GT-R、アストンマーティン ヴァンテージGT3、レクサスRCF GT3、マクラーレン720S GT3のレギュラー参戦メンバーに加えてホンダ NSX GT3、アウディR8 LMSも参戦。計6車種によるトップ争いになりそうだ。

また今シーズンは新たにST-Qクラスには、ROOKIE Racingの2台が参戦。レギュラー参戦している28号車のGRスープラに加えて、開幕2戦はGRヤリスでST-2クラスを戦っていた32号車もエントリーすることになった。

使用するマシンは、水素エンジンを搭載したカローラ・スポーツ。“カーボンニュートラル”が世界的に叫ばれ、モータースポーツ界でも動きが少しずつ始まっている感がある。その中で、この水素エンジン車の24時間レース参戦は、次世代に向けた大きな一歩となりそうだ。このマシンには前述で紹介した小林可夢偉が乗り込むほか、MORIZOことトヨタの豊田章男社長もエントリー。社長自らが次世代のマシンのステアリングを握り、サーキットを駆け抜けることとなる。どんな走りをみせるのか、興味津々だ。

32号車は参戦に向けてピット裏に水素ステーションを設置。15〜20分くらいの間でピットインしていく予定だ。

その他も、今年は台数が大幅に増えたST-Zクラスや、全クラスで最も参戦台数の多いST-5クラスの激戦からも目が離せないなど、見どころは盛りだくさんだ。

今年もJ SPORTSでは富士24時間レースの模様を生中継する。現地に来られなくても、週末はぜひご自宅から24時間レースをお楽しみいただきたい。

文:吉田 知弘

吉田 知弘

吉田 知弘

幼少の頃から父親の影響でF1をはじめ国内外のモータースポーツに興味を持ち始め、その魅力を多くの人に伝えるべく、モータースポーツジャーナリストになることを決断。大学卒業後から執筆活動をスタートし、2011年からレース現場での取材を開始。現在ではスーパーGT、スーパーフォーミュラ、スーパー耐久、全日本F3選手権など国内レースを中心に年間20戦以上を現地取材。webメディアを中心にニュース記事やインタビュー記事、コラム等を掲載している。日本モータースポーツ記者会会員。石川県出身 1984年生まれ

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