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この他にも、語り尽くせないほど様々なドラマが生まれたのだが、この富士24時間での活躍をきっかけに、他のカテゴリーでもチャンスを掴んでいるというドライバーも少なくない。その中でも有名なのが藤波清斗だ。GTNET MOTOR SPORTSからST-Xクラスにエントリーし、2018年、2019年と2年連続で総合優勝を獲得。特に2018年には1人で合計10時間以上の走行を担当するなど、その貢献度は大きなものがあった。
藤波にとって飛躍の切っ掛けになった2018年大会。富士24時間は若手ドライバーのステップアップの場にもなっている。
そこでの活躍が評価され、昨年はSUPER GTのGT300に参戦するKONDO RACINGのシートを獲得し、見事シリーズチャンピオンに輝いた。藤波は今年もNo.81 DAISHIN GT3 GT-Rのメンバーとして参戦する。自身の飛躍のきっかけとなったレースだけに、今年も総合優勝は必ず獲りたいと意気込んでいた。そして藤波のように、この富士24時間で活躍し、次のステージにステップアップしていく新たな若手ドライバーが現れるのか……こちらも注目である。
そんな中で迎える2021年の富士24時間なのだが、一番の注目ポイントはタイヤが変わったことだ。スーパー耐久は今年からオフィシャルタイヤサプライヤーを韓国に本拠地を構えるハンコックに変更した。ワンメイク供給に関しては実績のあるタイヤメーカーで、最近の例で行くとDTM(ドイツツーリングカー選手権)に参戦する全車の足元を支え、フォーミュラEにも2022-2023シーズンからの供給が決まっている。
ただ、これまで使っていたピレリとは異なる部分も多く、セットアップや走らせ方、戦略なども見直しをしているチームがほとんどだ。さらにコロナ禍の影響で、昨シーズンのスケジュールが変則的なものになってしまった。そのため、準備のために必要なシーズンオフの期間が極端に短くなり、各チームとも十分なデータを集められないまま開幕戦を迎えた。
第2戦まで終了し、それなりに対処法は掴みつつあるようだが、今回は24時間の長丁場で、天候も雨絡みになるのではないかという予報も出ている。未知数な部分が多い中で迎えるレースということもあり、波乱含みの展開になっていく可能性は十分にありそうだ。
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