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モーター スポーツ コラム 2019年4月5日

スーパーバイク世界選手権 第3戦アラゴン 〜もう止められない!ドゥカティ通算350勝目へ

モータースポーツコラム by 辻野 ヒロシ
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特に6連勝中のアルバロ・バウティスタ(ドゥカティ)にとっては地元スペインのホームレースです。ロードレース界を席巻して久しいスペインですが、バウティスタがロードレース世界選手権125ccクラスにデビューした2003年当時はスペイン人の若手ライダーが頭角を現し始めた時代でした。ダニ・ペドロサ、エクトル・バルベラといった後のMotoGPライダーに続き、ハイレベルなスペイン選手編を経て世界選手権デビューを果たしたのがアルバロ・バウティスタでした。

バウティスタは当初、成績が芳しくありませんでしたが、2006年は8度のポールポジション、8度の優勝を飾ってワールドチャンピオンに輝きます。その後、250ccクラスにステップアップすると2008年にはマルコ・シモンチェリとチャンピオン争いを展開。そして、2010年にはスズキからMotoGPにデビューすることになりました。

以来、9シーズンに渡って最高峰MotoGPクラスに君臨し、表彰台は3回。ホンダのサテライトチームに所属した2012年にはランキング5位を獲得しています。バウティスタの魅力は何と言っても、彼のアグレッシブなレーススタイルです。結果が残らないレースも多いですが、レース序盤から格上のマシンに乗るライダー達に食らいついていく姿勢はいつもファンを魅了してくれます。まさに記録よりも記憶に残る。居ないと面白さが減少する。そんな存在感溢れるライダーと言えるでしょう。

レーサーマシンのMotoGPからプロダクションバイクベースの「スーパーバイク世界選手権」に転向してからも、そのアグレッシブな攻めのスタイルは変化なし。アドバンテージを得たドゥカティを駆り、予想通りの活躍を見せています。

そんなバウティスタはMotoGP時代にアラゴンでの表彰台はないものの、劣勢のマシンでシングルフィニッシュ多数。相性は抜群です。さらにアラゴンは出身地に近く、ホームコースとも言えますから、地元のヒーローとも言えるバウティスタを多くのファンが応援することになるでしょう。

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