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モーター スポーツ コラム 2019年2月22日

スーパースポーツ世界選手権 第1戦フィリップアイランド ~大久保光も参戦!激戦で這い上がれるか?~

モータースポーツコラム by 辻野 ヒロシ
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そんな中、今季はロードレース世界選手権Moto2(600cc)クラスからイザック・ヴィニャーレス(ヤマハ)が参戦することになりました。MotoGPでヤマハのライダーとして活躍するマーヴェリック・ヴィニャーレスの従兄弟で、Moto3(250cc)時代には表彰台も経験した選手です。イザック・ヴィニャーレスはコルテセがチャンピオンを獲得した「カリオ・レーシング」のシートを獲得し、データを含めた体制がしっかり整った中での「スーパースポーツ世界選手権」初挑戦となります。ヴィニャーレスはグランプリでは優勝できず、MotoGP昇格のチャンスもなかったわけですが、彼自身も当然このスーパースポーツでの活躍を足がかりにスーパーバイクへのステップアップを狙っているはずで、グランプリライダーとしての速さを開幕戦からいきなり見せてくるか注目です。

そして、昨年、コルテセとチャンピオンを争ったライダーにも大きな変化がありました。まず、2018年ランキング3位のジュール・クルーゼル(ヤマハ)はFIM世界耐久選手権の名門チーム「GMT94」に移籍。地元フランスの人気チームに加入して、心機一転のチャンピオンを狙います。GMT94は昨年の鈴鹿8耐を最後に耐久レース活動を休止。今季から「スーパースポーツ世界選手権」に集中することになったということで、新たな台風の目になりそうな予感。なぜなら耐久での実績からヤマハ本体との繋がりも深いからです。

さらに驚いたのは2017年のチャンピオン、ルーカス・マヒアスの電撃的なカワサキへの移籍です。彼は昨年、ヤマハのトッププライオリティチーム「GRT Yamaha」に所属し、最終戦を含む3勝をあげ、ランキング2位を獲得しています。そんな「GRT Yamaha」はスーパーバイク世界選手権に転向。そんな彼をエースとして迎え入れたのはカワサキの名門「プセッティ・レーシング」でした。かつてはトルコ人ライダーのケナン・ソフォーグルと共に一時代を築いた名門復活に向けた即戦力ということでしょう。昨年はヤマハ優勢で進んだシーズンでしたが、あえてカワサキに移籍。そんな中でチャンピオン経験者としての高いパフォーマンスに期待です。

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