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J SPORTSのサッカー担当がお送りするブログです。
放送予定やマッチプレビュー、マッチレポートなどをお送りします。
相模原ギオンスタジアムで行われた
2019 明治安田生命J3リーグ第24節のSC相模原×ギラヴァンツ北九州は
1-3で北九州が勝ちました。
以下、試合後の記者会見における相模原・三浦文丈監督のコメントです。
(相模原・三浦文丈監督)
そうですね。まず2週間空いた準備の中で、少し守備の緩さが気になったので、実際守備の所を2週間ずっとアプローチしてきました。根本の所はセカンドボール、球際の所から入って、あとは守備のベクトルを揃えるというふうなやり方を2週間準備してきたんですけども、ゲームの入りの中でも何となくその、守備が緩いなというふうにまず感じて、その中でもね、最初に先制点を獲れたので、自分たちが絶対的有利で、そのまま本当にアラートになりながらゲームを進めるべきだったんですけれども、何となくサイドに流された時にリリースして、入ってきたクロスに対して真ん中でね、ミスなんでしょうがないですけど、空振りしてやられたという部分で、何となく締まらないような感じの中でゲームが進んで。う1つ明らかに今の失点の中で、3バックの横にボールを流されて、相手のトップが流れて基点を作られてという失点も多かったので、そこに対しても準備はしたんですが、結局それで2失点目をしてしまって、全体のテンションが落ちると。
「もうこれは何か手を打つしかないな」という所で後半の所からメンツを切りながら、多少ね、自分たちの時間ができて、ゴールも、惜しいシーンもあったんですけども、やっぱりコレは純粋に考えて、今の北九州さんのその順位と我々の順位という所で、気持ちの所やインテンシティの所がちょっと違ったのかなというようなゲームでした。はい。
Q:これで連敗がまた伸びてしまったという中で、試合後に選手にどういう言葉を掛けられたでしょうか?
A:うん、もう本当にシンプルに、「もう振り返る時はしっかり振り返って、もう沼津戦に向けて準備するしかないよ」ということをまず伝えました。で、あまり今のタイミングで(声を)掛けてもたぶん落ちていかないので、「とにかくやり続けるしかないから、やり続けるよ」というふうに、今日はシンプルに(声を掛けました)。はい。
Q:2週間の中の準備で守備に時間を掛けてやられてきたと思いますが、前半で先制してから逆転を食らうまでの時間帯はいかがでしたか?
A:そうですね。一応考え方的に、しっかりコンパクトにやりながら、で、結構縦パスが入って全体の守備のバランスが崩れるのが嫌なので、サイドに必ず付けさせると。たとえば相手のサイドバック、サイドハーフに入れた時に圧を掛けるようにというふうなトレーニングをしていたんですけども、何となくそこの所で圧の掛け方が弱かったのかなというふうに(思います)。結局奪い所と示している所で、結構その圧を掛けられなくて奪えない、もしくは圧を掛けて、そこから次に入ってくるボールを狙いたいというふうにやってたんですけども、そこがもちろん北九州さんのクオリティと、あとは運動量とか質とかで剥がされる部分もあったんですけど、なかなかそれでハマらなかったのが事実ですね。はい。
Q:今日は阿部巧選手をセンターバックに入れた意図と、奪い所の話で言うと相手のサイドバックをかなりフリーにさせてしまって、そこを起点に作られて、ウイングバックが行くのかハッキリしなくて、フリーで長いボールを入れられていましたが、阿部選手がいただけに嚙合わせるような4バック気味にするとか、そういう対策はいかがだったでしょうか?
A:そうですね。あの、阿部をまず1つ使ったのは、単純にコーチングができるのと、あとはやっぱり走力が比較的ウチのディフェンスの中ではあるので、その背後に対する対策と、あとは一応取り所を指定していたので、そこに入った時のコーチングを含めてまず起用しました。で、あとはなかなかサイドバックの所で圧が掛からなかったというのが、1つ縦ズレしてうまく対応しなければいけないのと、実際左上がりにして4-4-2というのもできたかもしれないですけども、それよりもしっかりとセットした中で、理想は例えば(北九州の)右のサイドバックの野口(航)選手に入った後に、もう1つそこから方向付けをして、例えば高橋(大悟)選手に入った所でかぶせて奪うということをやりたかったんですけども、なかなかそこの所で圧が定まらなかったなと。それはもう少し映像を見たりして、今後考えないといけないなというふうに思いました。掛からなかったよね、あそこね。やっぱりね。
Q:今の状況の中で相手に合わせる対策を全面的にやっていくのか、それとも自分たちのプレースタイルをもっと強調していくのか、難しいタイミングだと思うんですけど、監督はどのように考えてらっしゃいますか?
A:正直言ってこの2週間の中では、攻撃の所より守備ということなので、うまく相手に合わせてハメ込むとか、そのハメ込み方はさっき言ったんですけども、単純にもう縦ズレしてうまく埋めるとかという所でまずトライしてきたんですけども、ここでなかなかうまく行かなかった。うん。で、次の沼津も実際4バックで来るので、そこの所をちょっと整理させて、うん、どういうふうにするか考えるんですけど、基本的には今ここでやり方とかシステムとかを変えると、まだ混乱すると思うので、もっとその精度とか、アプローチのスピードを上げることからまず入るのと、あとは実際守備の所も手を付けながら、勝つために点を取らないといけないので、そこの所は並行してやっていかないといけないなというふうには思っています。
ただし、実際ね、今の所どっちつかずになっている状況なので、映像を見た中でもう1回、明日練習試合をやって、次の日はオフなので、そこまでの間でまたちょっとスタッフと話し合いながら、どういう方向性にするかというのをしっかり決めて、それを選手に伝えないと、このままで行ったらまたね、バラバラになってしまうので、そこの所はしっかりね、こっちの方が方向を示したいと思っています。今はまだちょっと。冷静になって考えます。はい。
Q:後半の最初の15分ぐらいがこのゲームで相模原に一番リズムがあったのかなと思いますが、選手も替えた中で、あの時間帯はどういう所が一番良かったでしょうか?
A:まあ多少前から圧を掛けるような状況になって、それこそ先ほど言った(阿部)巧が左に行って、平石(直人)がちょっと縦気味にハメに行ったりとか、後は連続して追うというシチュエーションが出てきたのかなと。後はやっぱり良い形で奪っているので、そのままの流れでゴールを脅かすことができたというのが、1つあったんじゃないかなというふうに思います。後はやっぱりハーフタイムで「やろうよ」ということをこっちもね、しっかり注入して、うん、それももしかしたら一因としてあるかもしれないですけども。はい。
Q:アレだけ押し込んでいる中で、もう少しフィニッシュの数が増えると良かったでしょうか?
A:そうですね。フィニッシュ... 前半もそうなんですけども、足を振れるチャンスでパスを選択したりとかという場面があったりして、もしかしたらそこの部分はちょっと選手が自信をなくしているかもしれないので、「ボックスの中に入って行ったら、恐れることなくチャレンジしていいよ」というのは声掛けしていきたいなというふうに思いますね。ここの所はそうですね。ここ最近本当にシュートのね、数がちょっと少ないので、そこに関してもちょっとね、アプローチしていかないといけないなというふうに実際思っています。はい。
以上です。
土屋
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