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J SPORTSのサッカー担当がお送りするブログです。
放送予定やマッチプレビュー、マッチレポートなどをお送りします。

Jリーグレポート 2019年06月09日

J3第11節 YS横浜×北九州 試合後のYS横浜・シュタルフ悠紀リヒャルト監督会見コメント(2019)

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ニッパツ三ツ沢球技場で行われた
2019 明治安田生命J3リーグ第11節の
Y.S.C.C.横浜×ギラヴァンツ北九州は
0-2で北九州が勝ちました。
以下、試合後の記者会見における
YS横浜・シュタルフ悠紀リヒャルト監督のコメントです。

(YS横浜・シュタルフ悠紀リヒャルト監督)

はい。とても良いゲームだったなと思います。北九州さんがやっぱりさすがで、凄く強くて、それに対して我々の選手も非常に集中力高く、守備の形もやろうとしていた形で、前半も失点しないと。ただ、守るだけではなくて意図的なカウンターといった所も非常に効果的に打てていたので、しっかりと主審が我々が突破した所で相手にイエローカードを出してくれたり、しっかりとしたジャッジをしてくれていたら、また違うなというような所を凄く感じました。後半に関してはちょっとしたスキで先制点を取られてしまったので、さすが北九州の選手のクオリティも本当に高いものがあるなという所で、一瞬のスキを突かれて、それが結果的に僕らの敗戦という所に繋がっていったと思うんですけれども、失点した後も僕らは凄く成長している姿を見せられたなと思っていますし、強い相手を前にしっかりと選手たちは切り替えて、ボールを保持して、数多くのチャンスを創っていて、その中でまた同じようにこっちに流れが来ているのに、遅延行為でカードが出ないとか、無駄な相手のファウルを取ってくれないとか、そういうふうな所だともうサッカーにならないので。

ここは皆さんも記者なので、自分は本音で話しますけれども、もう今回の主審にはYSの試合は吹いてほしくないですし、そういうふうなレベルの主審がJリーグというプロのリーグを吹いていると、日本のサッカー自体のレベルが上がってこないですし、僕は本当にこれは深刻な問題だと思っているので、僕が言うと皆さんの書き方次第になると思いますけど、すぐ審判批判になって、すぐ生意気な監督になって、もしかするとそれがまたチームに、クラブに迷惑が掛かることになって、それを覚悟で僕が今ここでそういうことを言っているのは、本当に日本として、JFAの『2050年の夢』じゃないですけど、しっかりとワールドカップを勝つためにはやっぱりJリーグがレベルを上げていかなくてはいけなくて、選手、スタッフ、運営、広報、メディアの皆さんが日々頑張っている中で、やっぱりレフェリーの質というのがなかなか上がってこないと。最近レフェリーのミスジャッジというのが目立っていますし、そういった所がああいうふうな、決定的な浦和戦のようなミスジャッジがあったかと言えばそういう訳ではないんですけれども、サッカーというのは生き物で、流れのスポーツで、流れという所で言うと本当にジャッジ1つ、笛の吹き方1つでゲームの流れというのは左右されてしまう、そういう大役を担っている、重責を担っているということを、もっともっと認識して欲しいです。

試合前に今日の主審に前回吹いていただいたガンバ戦の話を雑談の中で述べたんですけれども、マッチコミッショナーが「本日の試合はアグレッシブに行けるように、流せる所は流して」ということをお願いしていたので、私は「流せる所は流して構わないけれども、ファウルはちゃんとファウルとして取って欲しい」ということを言いました。ガンバ戦ではファウルされたウチの選手は鼻骨を骨折して、そこに対してカードの提示もなかった。今日の主審はそのシーンを覚えていなかったので、実際に自分のジャッジを振り返っているのかといった所は本当に残念に思いますし、我々が一生懸命成長しようと、選手も仕事をしながら厳しい環境でやっている訳で、本当に私は怒っています。皆さんにそれがどう伝わるかはわからないし、どういうふうに書かれるのかもわからないですけれども、別に悪い意味で言っている訳ではなくて、もちろん負けた理由にしている訳でもなくて、僕らに力が足りなかったのは明確なんですけれども、ただ、やっぱり報われない試合だったなというふうに思います。

Q:今日はシステムを少し変えたと思いますが、そこは意図的にカウンターを仕掛けるのが一番の狙いだったのでしょうか?

A:カウンターもそうなんですけれども、やっぱり我々には守備の課題があって、相手のサイドバックとサイドハーフの連携といった所で、サイドハーフが中に入ってきて、サイドバックが高い位置を取ってというような攻撃パターンに対して守りやすいような配置にしたのと、あとはチーム事情もあって、今までずっと2トップで出ていた所をちょっとコンディションの懸念もあったので、それも含めてこういう戦い方を選びました。戦い方自体には問題はなかったのかなと思います。

Q:ジャッジのお話がありましたが、監督ご自身も今までサッカーに携わってらっしゃった中で、Jリーグの監督という立場になったことで、今までよりジャッジに対して想う所が増えたような部分はあるでしょうか?

A:いや、そんなことはないですね。選手時代から同じように気にしていますし、監督よりも選手の方がよっぽどジャッジ11つに対してストレスが掛かると思うので。ただ、やっぱり私は監督が偉い役職だとは全然思っていないんですけど、チームをリードする立場にはいると思うんですね。やっぱり「自分の選手を守らないとダメだ」という気持ちもありますし、彼らのプレーに対して、彼らが選手として守ってもらえていないといった所が凄く悲しくなるという意味では、立場が変わったことによって、純粋な選手時代のジャッジに対する怒りから、今はこうやって指導者になって、監督としてというのは「本当に選手がかわいそうだな」というような、何とかしてやりたいけど自分では何もできない所の歯がゆさというか、悔しさという、そういう感情のチェンジはちょっとあるかもしれないですね。

以上です。

土屋

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