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J SPORTSのサッカー担当がお送りするブログです。
放送予定やマッチプレビュー、マッチレポートなどをお送りします。
ニッパツ三ツ沢球技場で行われた
2019 明治安田生命J3リーグ第11節の
Y.S.C.C.横浜×ギラヴァンツ北九州は
0-2で北九州が勝ちました。
以下、試合後の記者会見における
北九州・小林伸二監督のコメントです。
(北九州・小林伸二監督)
そうですね。横浜さんがシステムを変えてきたので、そこを発信するまで少し時間が掛かったのですけど、でも、意欲的で前から行ってるというサッカーでは良かったと思うんですけど、時間が経つとだんだんイージーミスが出てきて、リズムが崩れたという感じですね。(流れが)良い時に点が取れれば良かったんではないかなと思います。あの、替わった池元(友樹)がひと振り出たので、やっと。そこは凄く良かったなと思います。その後にやっぱりチャンスができた所をモノにできなかったというのが、ああいう感じになるんではないかなと思います。
どうしても高い位置から(守備を)始めるので、ハマればいいのですが、ハマらなかったら押し込まれてしまうという形があるので、そこを工夫するというんですかね、「守備の在り方をもう少し工夫した方がいいのかな」という所がちょっと見えたかなと思いますけど、それをどうするかというのは考えたいと思います。活動的で前から行くということをやらせていますし、攻撃的なチームなので、ああいうピンチもあると思いますけど、逆にチャンスも創れているので、そういう所を手堅く決められればもう少し1点取った後も楽になるんではないかなと思います。最後はうまく取ってくれて、今日はやっとストライカーが点を取ってくれたので、そういう意味では「ものすごく次に繋がるな」というふうには感じています。以上です。
Q:今日の得点者で、まず町野(修斗)選手は結果が出るまで待つ時間が長かったのではないかと思いますが、いかがでしょうか?
A:そうですね。あの、天皇杯の時は思い切り点を取ってくれましたけど、リーグ戦ではなかなかこう(結果が出なくて)。まだ若いので形がなくて思い切りが入ったり、思い切りが悪かったりというようなレベルだと思いますね。今日もやっぱりいくつかあるし、フリーキックのラストコントロールを左(足)できちっと収められれば、そつなく2-0になっているんですね。ああいう所はやっぱりその瞬間の集中だと思うんですね。ああいう所はまだ(集中が)切れるなという感じがします。ですけど、動けて、意外と彼が出たゲームは負けていないんです。おそらく負けていないと思いますけど、ハードワークできるのでゲームに馴染んだり、今日も無理なトップへのボールを収めてくれたりというのもずいぶんありますし、そういう良い所も出てきていますし、何よりもああいう所で点が取れたというのはやっぱり(良かったです)。パンチ力のあるシュートを持っているんですね。ですから、そういうのが今後出てくれば面白いなと。まだ19歳なので(笑)、良い経験にはなるかなと思っていますね。良かったと思います。
Q:池元(友樹)選手のゴールはいかがでしょうか?
A:キャンプからずっと頑張ってくれて、リーグ戦は今回初めて(スタメンから)外しました。前回8本シュートを打って、ストライカーとして周りを使った方がいいか、自分がシュートを打った方がいいか、という所ではやっぱりホームの試合では全部シュートに懸けたんですね。で、点が取れなかったので、今回はシビアに外すと。彼もそういう所は意識があって、もう少しシャープに思い切って踏み込んで蹴ることを先にしろということは、今日ああいうことで思い切りが良かったと思うんですよね。ああいうのを置きに行ったり、角を狙ったりするのが見えていたのが、今日は振ったので、アレからだと思うんですね。アレから今度はその状況に合わせたプレーを、ベテランだから2つを持っていると思うんですけど、まず振り抜くというのがなければと、そういう話をしていたんですね。今日はだからかなり(今後に)繋がる得点になるのではないかなと思っています。
Q:今年はこれで6勝目で上位に付けていますが、ここまでのチームビルディングの中でどういう所に一番手応えを感じてらっしゃいますか?
A:動けるということですね。トレーニングはどちらかと言うと細かいこと、個人的なことをどうやって落とすかという前に、組織としてスタイルを確立するために、去年まで動けなくて後半に点を取られるチームを跳ね飛ばすには、やっぱりフィジカル的に充実させなくてはいけないですね。となると、やっぱりボールワークで、ボールを使ったトレーニングで強度の高いトレーニングをやっていることと、走行距離もデータでかなり出ているので、そういうことをやりつつ、抜く所と上げる所をやっている所はあると思います。ですから、今日も(相手が)5-4-1になったので、4人でボールを運ぶということになると、スムーズにボールを運べるし、ポジションもものすごく高い位置を取るというのは、選手によっては特徴が違いますけど、スピードのある選手、ちょっと下りて持てる選手ってありますけど、そういうスタイルの中で個人が出ていっているような形で今は来ていると思います。
その先が今度は個人のそういう判断したことを磨いていくという作業に入っていければいいなと思っていて、かなり強度の高いトレーニングはやっています。はい。そういう所はたぶん平気でカウンターを仕掛けるし、何て言うんですかね、ちょっとしんどいと前に走っている選手を(使わずに)1回落として作り直すというのが去年まであったチームなんですけど、それがないように、やっぱり出て行く、出て行くということをやっていて。ただ、今日も逆にちょっと打ち合いみたいになるので、ちょっと危ない所もありますけど、逆にアレでもう1点取れればゲームは終わるんですよね。そのへんの使い分けは要ると思いますけど、そういうフィジカルだったりハイパワー、24キロ以上をいかに出していくかという所が少し今までとは違う、そういうトレーニングを少しずつやっているんですね。
今日は(気温が)20度以下だったのでたぶん結構走れると。アップも凄く気合が入っていたので、「良いゲームをしてくれるな」と思いましたけど、だんだん空回りし出して(笑)、うまく行かないとグチャグチャになっちゃって、そこはちょっと危ない所で。まだ自分たちのものにはなってないんだなという感じはしますよね。そういう所は変わってきたのではないかなと思っています。
Q:勢いとかグチャグチャになってしまう所をある程度許容して、全体のパワーを出していこうという意図もあるでしょうか?
A:はい。そっちの方が今は、途中でカウンターの打ち合いになったので、「もっとボールを回せ」と言いましたけど、点を取った後に「守れ」じゃなくて「もう1点取るために行け」っていうサッカーを今やっていると思うんですね。ですから、あそこで2,3個あったチャンスを1回仕留めれば、もうたぶんゲームは終わるんですね。あそこにこう、ちょっと受けてサッカーをするという気持ちは毛頭ない。それは動けているようになっているからだと思います。そういうふうなサッカーをしないと、何て言うんですかね、サポーターにも認めてもらえないし、チームにも変わったという所が見せられないのかなという所で、怖いんですけど、実を言うと。でも、今やってる所というんですかね。そういうふうに思っています。
以上です。
土屋
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