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J SPORTSのサッカー担当がお送りするブログです。
放送予定やマッチプレビュー、マッチレポートなどをお送りします。
ケーズデンキスタジアム水戸で行われた
2019 明治安田生命J2リーグ第16節の
水戸ホーリーホック×レノファ山口FCは
0-1で山口が勝ちました。
以下、試合後の記者会見における
山口・霜田正浩監督のコメントです。
(山口・霜田正浩監督)
お疲れ様でした。サポーターの人がたくさん来てくれて、まずはサポーターの人に久しぶりに勝つ所を見せられて、それが正直、本当に嬉しいです。ホームで勝つのが一番ですけれども、こうやってアウェイの地にも足を運んでくれて、あるいはDAZNでも見てくれているサポーターの人たちにちゃんと勝利を届けることができて、本当に嬉しいと思います。試合の方は、システムを変更しましたが、大きなプレーモデルは変えず、僕らがやりたいサッカーをやろうという話をして、それをしっかり選手たちが理解をしてくれて、球際で戦ってくれて、何回も決定的なチャンスを創ってくれて、守備も集中して、今日は本当に良いゲームができたと思います。こうやって僕らは意図的にチャンスを創り出して、点を取って、意図的にしっかり体を張って守って、それの繰り返しで、積み重ねで、選手を成長させながら、チームが勝てるようになりたいなと思っています。そういう意味では今日は本当に選手の頑張りを称えたいと思います。
Q:3バックに変更されましたが、このタイミングというのが、ギャップができていた所を狙ったのが一番大きいのか、サイドバックが1人抜けたのが大きかったのか、いかがでしょうか?(レノファ・スクエア 吉永さんの質問)
A:(川井)歩がいなくなることもありますし、今日(前)貴之がイエローカードをもらって次も出れないと。いずれそういう準備もしておかなければいけないし、相手の4-4-2に対し、どうやって僕らが主導権を握るか、どうやって意図的に崩すことができるかと考えた時に、このタイミングで、去年もやっているのであまり大きな違和感はなく、僕らが3バックを使う時というのは、より攻撃的に行く時だと思っているので、今日は1点しか取れませんでしたけれども、攻めながら守るということをより具体的に具現化できるのはこのシステムで、今回はそういうタイミングだったかなと思います。
Q:今日は距離感が良かったのではないかと思っていて、それはシステム間でのギャップが出たというのはあるでしょうが、そこは試合前のミーティングで強く出ていた所でしょうか?(レノファ・スクエア 吉永さんの質問)
A:今週はずっとそういう練習をやってきましたし、やっぱり僕らはボーンと蹴って、こぼれ球を拾ってというサッカーではないので、それをしっかり繋いでいくためには選手間の距離も大事だし、ワンタッチツータッチでボンボン回さないといけないし、パスをした人がやっぱり走らないとボールは回らないので、そういう基本的な所に立ち返ろうという練習を今週1週間やってきたので、システムメリットも多少はありますけれども、システムではないなと思っています。
Q:前選手が次節出場停止になりますけれども、3バックは継続なのかなと思いますが、今日の試合の手応えはいかがですか?(レノファ・スクエア 吉永さんの質問)
A:アウェイで首位の水戸さん相手に1-0で勝てた訳ですから、非常に手応えは感じています。ただ、次は対戦相手が変わりますし、1週間の準備の中でどういうシステムがいいのか、貴之が出られない中で誰が出るのかというのは、1週間の練習で見極めたいと思います。
Q:レノファではなかなか珍しい、85分あたりでもうボールをキープして、時間を使うというふうに見えましたけど、これはチーム内で決めたことでしょうか?監督の指示でしょうか?(レノファ・スクエア 吉永さんの質問)
A:中で選手たちが自分たちで判断をしました。時間稼ぎというのは僕もあまり好きではないし、それをやりながら、その後でクロスをちゃんと入れているので、選手たちが時間を創りながらもう1点取りに行く、でも、無理はしないと。そういうゲームコントロールを選手たちが自分で、ピッチの中で判断をする、それが僕の一番求めていることなので、僕に聞いてくれば「攻めろ」というふうに言ったと思いますけど(笑)、選手たちが僕より大人だったなと思います。
Q:完封した時は必ず勝ち点3という結果が付いてきていますが、今日の守備面ではどういう所が一番良かったでしょうか?
A:それこそ距離感が良かった。誰かが抜かれても、誰かがカバーできる距離に味方がいた、それがこのシステムの一番の大きなメリットですけれども、迂闊に飛び込まないとか、遅らせるとか、なかなか形には出ていないですけど、僕らは守備でやろうとしたことを今日は本当に完遂してくれたと。もちろん相手のあることですから、相手のシュートミスだったり、そういうのに助けられた部分もありますけど、僕らがどうやって相手からボールを奪いに行くのか、奪えなかった時にどうやって遅らせて、10人がボールラインより下がる、それをずっとテーマでやってきたので、今日はそれができて、結果としてゼロで抑えられたということは凄く良かったなと思います。
Q:後ろということで言うと楠本(卓海)選手と菊池(流帆)選手はまだ若くて、経験が足りない部分もあると思いますが、彼らがしっかりゼロに抑えて勝ったということも、今後に向けて大きいのではないでしょうか?
A:もちろん今年は彼らが成長してくれなくてはいけないシーズンなので、彼らを我慢して使っている所もありますし、彼らがこういう試合をモノにして、しかも水戸さん相手にちゃんと完封して、それを変なふうに勘違いしないで、自信になって次の試合から相手にどんな外国籍選手がいようが、どんなフォワードがいようが、しっかり完封できる、しっかり守れるセンターバックになってくれるのが、チームにとっては一番いいなと思っています。
以上です。
土屋
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