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J SPORTSのサッカー担当がお送りするブログです。
放送予定やマッチプレビュー、マッチレポートなどをお送りします。
えがお健康スタジアムで行われた
2017 J1昇格プレーオフ準決勝の
アビスパ福岡×東京ヴェルディは
1-0で福岡が勝ち、決勝進出を決めました。
以下、試合後の記者会見における
福岡・井原正巳監督のコメントです。
(福岡・井原正巳監督)
まず今日はプレーオフの準決勝で、この熊本のスタジアムで、熊本さんのホームスタジアムを借りさせていただいて、本当に感謝していますし、この熊本まで多くの、9000人近いサポーターが駆け付けてくれたということで、本当に多くのパワーを送ってくれて、今日の準決勝を勝つことができました。まずはサポーターの皆さんに感謝したいと思います。
今日のプレーオフはヴェルディさんとの試合で、ヴェルディさんは本当に勢いを持ってきて上がってきたチームですし、その勢いをしっかりと受けつつ、我々もアグレッシブに戦おうという形でゲームには入りました。システムは少し変えてゲームに臨みましたが、前半から決して受けるというゲームではなく、自分たちからアクションを起こしてという守備の意識も非常に良かったですし、前半の内に先制点を奪えたというのも、ゲームを優位に進められたのかなと思っています。
後半やや押し込まれ、前になかなか行けないという展開が続きましたけれども、1点のリードをしっかりと守り切る、割り切って少し守った所もありますけれども、その中で勝ち切ってファイナルに進めるというのは、次に向けて好材料だと思います。まだまだ何もなし得ていないですし、次の決勝の相手がこのあと決まりますが、そこでホームゲームでできるのか、アウェイになるのかというのも含めて、またしっかりと1週間良い準備をして、今シーズンの我々の目標である1年でJ1復帰という目標を達成できるように、また良い準備をしたいと思います。以上です。
Q:今日は3バックで臨まれましたが、そのあたりの狙いはどういう所だったのでしょうか?
A:10月28日にヴェルディ戦のアウェイゲームが、3週間ほど前にあったんですけど、その中で我々もメンバー的には少し累積とケガ人等でフルメンバーではなかったのですが、かなりヴェルディさんにワイドに広くグラウンドを使われて、押し込まれるシーンがあったので、そのあたりを今日は改善したいという所を含めて、3バックでサイドを消しに行った所はあります。それと、3バックでやるのは引いて守るのではなくて、やはり前から行く方がヴェルディさんに圧力を掛けながら、良い攻撃をさせないという所の意図もあって、3バックでスタートして、前半は思うような形が作れたとは思います。
Q:ドウグラス・ヴィエイラ選手とアラン・ピニェイロ選手の二枚看板を見事に抑えましたが、ディフェンス陣の評価をお願いします。
A:ディフェンスラインの3センターバックの組み合わせ、そして配置、今日は冨安(健洋)を真ん中に持って行ったのですが、彼は初めて真ん中でやるので、そのへんのコンビネーションの所も含めて、今週のトレーニングでもアラン・ピニェイロとドウグラスの所は意識してプレーはさせましたし、お互いにコミュニケーションを取りながら、しっかりとチャレンジとカバーという所、そしてファーストボールに対しては本当にタイトに強く行けている、クロスに対しても良い守備というのは90分間粘り強くやってくれたかなとは思っています。ただ、彼ら3人の守備だけではなくて、両ワイドの亀川(諒史)、コマ(駒野友一)、そして彼らディフェンスラインの前の全員の守備が今日は大事だという話はしていたので、ウェリントンから含めてアグレッシブに前から守備をしてくれたおかげで、もちろんゴールも生まれましたし、全体の守備がうまく連動できたのかなと思っています、
Q:冨安選手を3バックの真ん中に置くという選択に対して、年齢や経験の面で不安はなかったでしょうか?
A:不安はいっぱいありました(笑) ただ、彼は本当に今シーズンずっとレギュラーでやってきてくれましたし、彼の真ん中でのプレーというのも見たいなとずっと思っていたので、本当にディフェンスリーダーとして今シーズン成長した所を見せてくれという所と、今日はドウグラスがやはり真ん中に入ってくるケースが多いので、そこをマッチアップさせた方が守備の所は安定するかなと思って、カバーリング能力であったり、そのへんも含めて今日は彼なりにしっかりとやってくれたかなと思っています。まだまだ伸びしろはいっぱいあるので、そのあたりはこれからの課題もしっかり伝えたいなと思います。
Q:實藤(友紀)選手が久しぶりの登場で大事なゲームの出場となりましたが、そこに対する不安はいかがでしたか?
A:そうですね。しばらく試合から離れていたので、今日何分持つかなという所はもちろんありましたし、3バックの右というのは、今シーズン前半戦はそのシステムでもかなりやっていたので、その部分に関して不安はなかったですけど、体力的な所だけでしたね。練習ゲームでここ2試合、60分、70分と少し前に試合をやって、試合体力というのも戻ってきたので、彼が入ることでディフェンスラインの安定というのは、3バックでやっていた部分も非常に多いので、今日は彼なりにしっかりと仕事はしてくれたなというふうに思っています。本当に久しぶりだったので、かなり緊張していたと思うのですが、90分持ったので非常に彼自身もまた自信になったのかなと思います。
Q:今日はアドバンテージがあった中でのゲームでしたが、選手たちには0-0でOKという指示はあったのでしょうか?それと、3枚目の交替を坂田(大輔)選手ではなく、石津(大介)選手にした意図を教えてください。
A:もちろんアドバンテージというのはミーティングでも話はしましたが、最終的にそこを意識するのはもう終了の5分前、もしくはアディショナルタイムのみだという話もミーティングではしていて、しっかり勝ち切ってゲームを終わろうという、そういうミーティングでの指示はしていましたので、選手はそこはしっかりと意識してやってくれていたかなとは思います。決して受けに回らず、特に前半はそういう姿勢が見せられたと思います。後半は少し押し込まれた時間はあったのですが、そこで失点もせずに耐えられたというのも大きかったと思います。石津に関しては、最後3枚目のカードを誰にするかという所で、少し迷いはありましたが、なかなか前に出て行けない所もあり、少し前線でボールを収めて時間を作れる選手というのと、やはり今シーズン大介は本当にチームのために、ここまで数多くのゲームで貢献してきてくれているので、そういう中で最後の締めくくりと言いますか、ゲームを終わらせる所で今日は大介を使いました。石津"大介"の方ですけど(笑)
以上です。
土屋
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