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J SPORTSのサッカー担当がお送りするブログです。
放送予定やマッチプレビュー、マッチレポートなどをお送りします。

その他の試合レポート 2017年07月12日

天皇杯3回戦 いわきFC×清水 試合後のいわきFC・田村雄三監督会見コメント

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IAIスタジアム日本平で行われた
第97回天皇杯全日本サッカー選手権大会3回戦の
いわきFC×清水エスパルスは
0-2で清水が勝ちました。
以下、試合後の記者会見における
いわきFC・田村雄三監督のコメントです。


(いわきFC・田村雄三監督)
まず、今日いわきから来ていただいたファンやサポーターの方、株式会社ドームの方にもたくさん来ていただいたので、皆さんの声援が力になったんですけど、勝利することができなくて申し訳ないですけれども、選手は本当に勇敢にチャレンジして、J1の清水さん相手にもしっかりチャレンジしたので、その結果だと思っているので、別に悲観する内容でもなかったですし、僕自身しっかり胸を張って帰ろうって今言ってきました。


Q:今日の試合前に考えていたサッカーという意味では、やれたこととやれなかったことはいかがですか?


A:選手1人1人の技術だったり、止めて蹴る能力というのはもちろん清水さんの方が上というのはわかっているんですけれども、私たちは決してノージャッジで、選手が判断を何もしないでボールを蹴ることはしないですし、しっかり繋いで、勇気を持って間に立ってターンしようということをやってきたので、そういう部分では出せた所もありますし、その最後のクオリティの所はこれからやっていかなくちゃいけないかなというふうに思います。


Q:今日でJ1との対戦は2チーム目でしたが、札幌戦と比べて相手と差が付いた所はどこだったでしょうか?


A:さっきも言いましたけど、本当に単純に選手1人1人のクオリティというのは認めなくちゃいけないと思いますけれども、でも、そんなに僕はちょっと正直、エスパさんもああいうふうに引きましたし、身長差でやられてしまったという部分はあるんですけど、それは「仕方ないな」と試合前にも話していますし、そういう部分では僕は本当に悲観する内容じゃなかったなと思っています。


Q:札幌戦との一番の違いはどこだったと思いますか?


A:やっぱり決定力の差はあるなと思います。清水の方が決定力はあると思います。


Q:悲観する内容じゃないというお話の中で、今日はどこが一番そう思えるシーンだったでしょうか?


A:私たちは日本のフィジカルスタンダードを変えたいということで体を鍛えているんですけども、ただ単にフィジカルを鍛えているだけではなくて、僕たちはしっかりサッカーをやっています。選手にも「臆することなく、しっかりJ1相手でも間に立ってターンしろ」と。「ボールを前に前に運べ」というふうに言っているので、その部分はしっかり出せたと思いますし、清水さんとはスタイルが違えども、いわきFCらしいサッカーはできたかなと思っています。


Q:球際の競り合いの所ではそれほど負けている印象はなかったと思いますが、手応えはいかがですか?


A:そうですね。身長差はありましたけれども、そこは鍛えている部分ではありますし、ちょっと残念なのはファウルをもらいに行った選手もいましたし、そういう所を直していきたいなとは思います。


Q:特に前半の10分過ぎぐらいからはボールも回り始めて、攻撃の回数も多かったと思いますが、あの時間帯のパフォーマンスについては、ある程度満足の行くものだったでしょうか?


A:そうですね。ハーフタイムも「そのまま続けてやろう」と。「ビビらずにしっかり間でボールを受けろ」というふうには言いました。


Q:後半はなかなかシュートまで行けないシーンが多かったですが、そのあたりの要因はいかがですか?


A:やっぱり清水さんが修正してきて、間を閉めてきたのでそうしたら。僕の中でのサッカーの優先順位は変わらずに、まず前、前がダメだったら横、というふうに選手にも言ってきているので、そこでサイドの選手の立ち位置だったり、ボールを持っている選手の判断だったり、クオリティという所でちょっとつまづいてしまったかなとは思っていますけど。でも、ミスは仕方ないです。サッカーにミスは付き物なので。


Q:格上の相手にも勝って3回戦まで来た初出場の大会でしたが、クラブとして今後の可能性を示したという点も含めて、どういう所が良かったでしょうか?


A:選手には「引いて守ってカウンターで一発、セットプレーで一発取っても何も残らないから、何点取られてもしっかり攻めて、自分たちのサッカーをやろう」と。「その上で結果が出てくるので、それで受け止めてまた次から頑張ろう」という話はしてきたので、そういう意味ではJ1のクオリティだったり、個の能力の差というのは肌で感じましたし、あの中でサッカーをやっていかなくちゃいけないというのは肌で感じたので、明日からその感じたことを忘れずに練習に取り組むことが、チームのこれからの財産になっていくのかなと思っています。


以上です。


土屋

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