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J SPORTSのサッカー担当がお送りするブログです。
放送予定やマッチプレビュー、マッチレポートなどをお送りします。

Jリーグレポート 2017年04月16日

J2第8節 湘南×岐阜 試合後の岐阜・大木武監督会見コメント

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Shonan BMWスタジアム平塚で行われた
2017 明治安田生命J2リーグ第8節の
湘南ベルマーレ×FC岐阜は
3-3で引き分けました。
以下、試合後の記者会見における
岐阜・大木武監督のコメントです。


(岐阜・大木武監督)
「『やっぱり岐阜かな』というゲームかな」という所ですね。あそこで2回引っ繰り返している訳ですからね。勝ちに持って行かなきゃいけない。でも、それができないのが今の岐阜なのかなと。もうひと踏ん張りかなと思います。以上です。


Q:前半はかなり相手の激しいディフェンスに苦しんだ中で、後半は縦に速い攻撃に移ってから岐阜ペースになったのかなと見ているのですが、後半にかけての指示と、それに対する選手の評価をお願いできますか?


A:正直そんなに激しいディフェンスだとは思いませんでした。ただ、ウチが腰が引けているというかですね、「何でそんなになるんだ」という気持ちの方が強かったですね。勇気のないゲームだったような気がします。だから、「何を指示するか」というよりも、「何でできないのか」という話が多かったですね。それを後半は多少選手は感じてやってくれたといった所ですね。


Q:後半で2-1になったぐらいで、かなり前に出られて激しく指示されていたように見えましたが、そのあたりはいかがですか?


A:相手がフォーメーションを変えてきましたので、その指示とか、ちょっとしたプレーですね。皆さんにはわからないでしょうけども、「なぜやらないんだ?」とか「なぜここに戻さないんだ?」とかいう場面がありましたので、そこはちゃんと指摘しなきゃいかんなと。なかなか外から言っても聞かないんですけどね。それも選手がグラウンドで感じることができるようにならないと、なかなかゲームは勝ちに持って行けないんじゃないかなという気がしますね。


Q:最後に古橋選手が足を攣ったり、田中選手が庄司選手のパスに追い付けなかったり、「体力的にも少しガス欠なんじゃないのかな」と思ったんですけど、そのあたりはどういう風にお感じでしょうか?


A:そうは思わないですね。万が一そうだとしたら、やっぱりそこをもう少し頑張らなきゃいけないということ。練習にしろ、ゲームの中にしろ、たった90分ですので、それでヘバるようだったら、もうサッカー選手ではないので、そこはやらなきゃいけないと思いますね。


Q:今日の3つのゴールは1つが1本のフィード、1つがセットプレー、1つがPKだと思うんですけど、ボールを大切にするサッカーの中で、こういう形で点を取ることがかなり重要なんじゃないかなと思いますが、ゴールが取れてきていることに対する手応えはいかがですか?


A:えーと、セットプレーで取れるというのは悪いことではないですね。取られることばっかりで、なかなか取れない部分もありますので。それからPKというのはやっぱり相手はしんどい訳ですよね。だからPKになってしまうという所がありますので、そこをもう少しPKじゃなくて、何か仕留められればいいんですけど、決して悪い形じゃない。ただ、先ほど「少しガス欠じゃないか」という話がありましたけど、相手もかなりガス欠だったと思う。そこをやっぱりこう、正直最後の最後は逆に盛り返された感じがあるんですけど、やっぱりそこでもう1つ。今、選手たちに話したんですけど、「3-3にされたのが問題じゃない」と。「3-3にされたのなら、なぜ4-3にしねえんだ」という所ですね。そこの頑張り。そこをもう少し突き詰めていかなきゃならないと。もっと言えば、それは何かと言ったら、最後の辻褄合わせじゃなくて前半ですね。何回も言うように前半。前半でやっぱりもう少し勇気のあるプレーをしなきゃいけない。そこは一番思いますね。ちょっと質問とはかなりズレたんですけど(笑)、形として点は3点取れていますのでね。それは決して悪くないし、PKだったりセットプレーだったりするけれども、よく「セットプレーの点は流れじゃない」と言う方もいますけど、その通りなんですけれども、相手はやっぱり苦しんでそうなる訳ですからね。それはそれで私にとっては悪いことではないという気がします。


Q:監督がよくおっしゃる「惜しいゲームをするのは案外簡単」という典型的なゲームだったと思うのですが、ここまでの結果は置いておいて、チームそのものの成長の度合いは、着実に少しずつではあっても右肩上がりになってきているという手ごたえをお持ちでしょうか?


A:それはこのリーグが始まって、これで8試合終わったのかな。8試合ということではなくて、やっぱり1月のスタートから始めてですね、だからもっと言えば、3月のリーグ戦が始まってからということではなくて、1月のそこから始めてのスパンで見て、やっぱり少しずつ上がってきているという感触はありますね。ですから、そこでもう少し、やっぱりこういうゲームを勝ちゲームにするとか、もっと言えば初めの、これは"たられば"で、それができないから今の順位にいるんですけれども、グランパスとか山口のゲーム、もっと言えば横浜FCとのゲームを勝ちに繋げられないというのが、今のウチの力かなと。そこをもう少し勝ちに繋げられるように力を付けていかなきゃならないと。あともう少し掛かるのかもしれないし、次のゲームは勝てるのかもしれないし、それはわかりませんけれども、そこは地道にやって行くということですね。


Q:できるようになってきた部分はどういう所ですか?


A:攻撃の仕方というかですね、「どこから仕掛けるのか」「どこまで運ぶのか」という共通認識、日本サッカー協会で言うと『イメージの共有』とか言うんですね。俺はそれは初めて聞いたんですけど、そういうことができるようになってきていると。良い言葉ですね、凄く。初めて使ったけど(場内笑) 『イメージの共有』ができてくる。それからやっぱりディフェンスでもそう。「どういう風にディフェンスするか」という『イメージの共有』ができてくる(笑) それは凄く今、選手には感じますね。やっぱり「だいたいこんな感じ」というのが僕は必要とするというか、「必ずこう」じゃなくて「だいたいこんな感じ」「こうなったらこんな感じ」「こうなったらこんな感じ」という所が選手が見えてきている。『イメージの共有』ですね。その浸透具合と言うのはあると思います。


Q:今日は3失点しましたが、ビクトル選手の攻撃的な前に出るポジショニングがディフェンスラインを救う場面もあると思いますが、彼の評価や期待していることを教えてください。


A:非常に良いですね。前にも話した通り、シュートストップとか危ない場面を止めてくれているというのはもう非常に助かりますけど、攻撃の部分ではちょっと判断の部分がわかっていないという所ですね。


以上です。


土屋

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