mas o menos

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

最近のエントリー

カテゴリー

アーカイブ

2016/07

S M T W T F S
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

このブログについて

J SPORTSのサッカー担当がお送りするブログです。
放送予定やマッチプレビュー、マッチレポートなどをお送りします。

その他の試合レポート 2016年07月27日

インターハイ1回戦 矢板中央×近大和歌山 試合後の近大和歌山・藪真啓監督、森下敬介コメント

mas o menos
  • Line

コカ・コーラウエスト広島スタジアムで行われた
インターハイ1回戦の矢板中央×近大和歌山は
0-1で近大和歌山が勝ちました。
以下、試合後における
近大和歌山・藪真啓監督、森下敬介のコメントです。


【近大和歌山・藪真啓監督】
Q:予選もスコアを見ていると、こういう1-0のスコアが多かったですが、今日も狙い通りの1-0という形でしょうか?


A:一応前半は自分たちの狙ったゲーム展開だったんですけど、子供たちはわからないですけど、後半は少し私は予想していた通りの展開で、相手は体も大きいですし、力もあるので、凌ぐ時間がどこで来るかなと。先制点は取るかなというイメージはちょっと事前にあって、戦い方で相手の長所と逆に課題の所をちょっと突いて行けたらなと思っていたので、前半は思った通りに点数が取れて、もう1点取れれば最高でしたけどね。でも、和歌山での戦いとは全然違うんです。和歌山では引かれてしまって、攻めるけど点が取れない1-0だったんですけど、今日は後半は矢のようにボールが飛んでくるのはわかっていた中で、選手たちが踏ん張って凌ぎ切れて良かったなと思います。


Q:相手が後半は真下君のロングスローとセットプレーで押し込んでくるというのは、当然想定していたと思いますが、そのあたりは事前に対策を練習で落とし込んでいた感じですか?


A:はい。もう相手は誰が見てもハッキリした長所がそこにあるので(笑)、それは事前に対策というか、県の予選ではしていないような守備の形をしたりもしていたので、結果としては良かったのかなと思います。ロングスローは怖かったですけどね。 「今日はいつもより余計に飛んでるんちゃうか」と(笑)


Q:やっぱりCBの九鬼君とGKの谷口君はかなり安定感がありますね。


A:九鬼も試合を通じて成長してきているなという選手で、谷口も凄く責任感のある選手で、あそこの2枚が中央を締めてくれるので、あの辺は「やられないように」と思っていました。


Q:前任の監督が長くチームを率いられていて、母校を率いるという意味では藪監督にもプレッシャーもあるんじゃないかなと思いますが、全国に出てきて1勝したということに関しては、率直にいかがですか?


A:矢板中央さんとは前任の河合監督の時に、2004年に対戦していて、その時は0-1で負けていたので、そういう意味でも近大和歌山として矢板中央さんに勝たせてもらったということは、一歩進んだかなという風に思うのと、僕は就任して3年目になるんですけど、今までに決勝のチャンスは2回あったけどダメで、今回やっと3回目で掴んだ全国のチャンスで、選手たちが思い切ってやってくれたので、それだけで1回戦に関しては十分かなと思っています。


Q:藪監督は大宮アルディージャで主務をされていたと伺いましたが、そこから母校に戻って監督をやるというのは大きなチャレンジですよね。


A:そうですね。でも、私は元々恩師の河合先生のおかげで国士舘大にも行かせてもらって、その時も常に全国大会に出ていた時期だったので、全国大会の決勝にも3回くらい視察に行かせてもらって、そういった経験もいつかは還元したいという所がありました。運良く大宮から誘っていただいて、主務として行かせて頂いて、そこでの経験も含めていつかどこかで母校に対して、あるいは和歌山県のサッカーに対して還元したいという気持ちは強く持っていたので、タイミングもあってという感じです。


Q:テクニカルエリアを飛び出して、指示を出す姿が印象的でした(笑)


A:後半はやっぱりね(笑) 僕が必死になり過ぎたらダメだと思ってゲームに臨んだんですけど、後半はちょっとでも選手の力になれればなと思って。一旦送り出したら僕にできることはそんなにないので、ちょっと出過ぎてレフェリーに迷惑を掛けてしまって申し訳なかったとは思っています(笑)


(近大和歌山・森下敬介)
Q:自分のゴールで全国大会の勝利を引き寄せましたが、それについてはいかがですか?


A:県の予選では全然チームの力になれなくて、その悔しさや不甲斐なさもあって、全国大会では「絶対に自分がチームを勝たせよう」と思っていたので、それで自分のゴールで勝てたというのは、ちょっとはチームの力になれたかなと思います。


Q:ゴールを振り返ってもらえますか?


A:裏に抜けた時にキーパーが出ようかどうか迷っていて、ちょっと前に出ているのが見えて、「コレ、打ったら入るな」と思ったので、相手が後ろから来ているのも全部わかっていましたし、落ち着いて決められました。


Q:会心のゴールという感じですか?


A:そうですね。自分は最近点が取れていなかったので、久々に点が取れてスカッとしました。


Q:後半は相手がロングスローを入れてくるのもわかっていたと思うんですけど、あの圧力は結構キツかったですか?


A:キツかったんですけど、チームでもう何回も矢板中央の試合のビデオは見て、やってくることはわかっていたので、それに対しての準備もちゃんとやってきましたし、確かにキツかったですけど、想定内ではありました。


Q:藪監督もおっしゃっていましたが、県予選で勝ち上がってきた時の1-0と、今日の1-0は、少し違う雰囲気の1-0ですか?


A:そうですね。県予選の時は攻めていて点が入らなくて、イライラするような展開でしたけど、今日は早い段階で点が取れて、予選の反省点は生かせたと思います。


Q:森下君はゼッセル熊取の出身で、先輩が2人もオリンピックに行くじゃないですか。彼らから刺激を受けるような所は大きいですか?


A:そうですね。僕がゼッセルの時から一緒のグラウンドにいた人で、一緒のカテゴリーではなかったですけど、「本当に上手いなあ」と刺激を受けていた人たちなので、小さい頃から「先輩に上手い人がおる」というのは知っていましたし、メチャ刺激にはなっています。


Q:ゼッセルってどういうチームですか?


A:あまりこれといった特徴がある感じでもないですけど、足下の技術は高校に入ってみると「他の人よりあるんかな」とは思いますね。


Q:次のゲームに勝つと学校史上最高成績になると思いますが、2回戦はどういうゲームにしたいですか?


A:自分たちは最低目標がベスト8で、最高目標に優勝を掲げていますし、今までしんどいこともやってきたので、1試合勝って満足して終わる気はないですし、周りからしたら僕たちがそんな上まで行くとは思われてないかもしれないですけど、勝って周りを驚かせられたらいいなと思います。


Q:その自信はありますか?


A:はい。自信はあります。


以上です。


土屋

  • Line