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J SPORTSのサッカー担当がお送りするブログです。
放送予定やマッチプレビュー、マッチレポートなどをお送りします。
日立柏サッカー場で行われた
2016 明治安田生命J2リーグ第14節の
ロアッソ熊本×水戸ホーリーホックは0-1で水戸が勝ちました。
以下、試合後の記者会見における
熊本・清川浩行監督のコメントです。
(熊本・清川浩行監督)
今日は本当に柏レイソルのお力を借りて、今回ここでホームということで試合が開催できて、本当にレイソルの関係者にはお礼を申し上げたいです。それと水戸のサポーター、あるいはチーム関係者、そしてグラウンドに集まってくれたファン・サポーターの皆様には、この会場を赤く染めていただいて本当にありがたく思っています。試合については何とか勝ち点を熊本の方に持ち帰りたかったですけど、残り時間の少ない中で失点してしまって、最後は何とか得点を取りには行ったんですけど、なかなかそのチャンスが多くは創れずに結果的に負けてしまいました。
Q:今日は3バックで入られましたが、その狙いと効果をお願いします。
A:体力的な部分も当然あったんですけど、やっぱり後ろの人数を少し厚くして、何とか耐えるゲームをしていきたいなという狙いで3バックの方を採用しました。
Q:体調不良の選手が何人か出たことも影響していますか?
A:そういうことも含めて、いるメンバーの中で最大限今やれることをできるのはどういう感じかなということで考えました。ただベタ引きで守るということではなくて、そういう中でもできる限りボールを奪いに行くような守備をできれば良いかなと思っていました。
Q:それは狙い通りに行ったという感じでしょうか?
A:そうですね。慣れない部分もあったので、前半はバタついた部分もあったんですけど、何とかゼロで抑えたという部分はありますし、後半もそのへんで落ち着いてマイボールにする時間もありましたし、本当に最後の方の時間帯でどうしても足が止まってしまった部分もあって失点してしまいました。
Q:前節の試合から4人替えて、平繁選手だけがベンチに入っていましたが、それはどういう理由でしょうか?
A:向こうの高さもありましたし、その対策も含めて引き気味になってしまう形から、どうしても空中戦のターゲットが必要になってくるということで巻(誠一郎)を1トップに起用して、そこのセカンドボールを何とか自分たちで拾って、水戸さんの方もかなりセカンドボールへの反応が速かったので、何とかそこで食らい付いていくという形で選手をちょっと替えながらやりました。
Q:前回の試合からこの試合までのトレーニングではどういうことを主眼に置かれていたのでしょうか?
A:システムを変えた部分もあったので、なかなか選手たちも慣れない部分はあったんですけど、ポイントだけ抑えながらできるだけ良い守備から入って行こうという形でゲームのプランは立てました。前回の試合は60分から65分くらいまでは体力的に続いていたんですけど、そこから落ちた部分もあったので、システム変更の部分のトレーニングと、あとはコンディションも90分持つような所で考えてはいたんですけど、前節から考えれば時間的には我慢できた時間は伸びました。
Q:戦う姿勢や諦めない姿勢は前節に引き続いてあったと思いますが、前節は前半と後半で別のチームになってしまったというお話もあった中で、今回はある程度90分戦えるようになったというのは体力が戻ってきたのか、戦い方が変わってきたのか、精神面が変わってきたのか、いかがでしょうか?
A:戦い方が変わったというよりは、コンディション自体が上がってきた部分はあると思うんですけど、コンディションが良くても、最終的にああいう時間の中でどれだけ我慢して踏ん張れるかというのは、本当にこの先の大事な要素になってくるのかなと。今はああいう時間帯でやられてしまうのが現実の所で、選手たちは本当に目いっぱいやってくれたんですけど、実際この先に勝ち点を積み重ねていく上では、コンディションが戻ったとしても、ああいう時間帯で点を取られるということは絶対に良いことではないので、そのへんは本当に熊本に帰ってから修正していきたいなと思っています。
Q:前節から今節に掛けて、選手たちは落ち着いてサッカーの内容やコンビネーションの話などができるようになってきたでしょうか?そのあたりの現状はいかがでしょうか?
A:チーム内はもう今日のシステムについても色々とみんなも話していましたし、「サッカーをやれている」ということが非常に選手たちにも現実として戻ってきていると思いますし、また来週から始まるゲームもそうですけど、本当により一層ハードワークして、本当に勝ち点を積み上げていかないといけないなという所は、本人たちがかなりわかっているんじゃないかなと思います。
Q:中断前と中断後の起用法の変化として、巻選手はあまり先発で出ていなかった中で、ここ2試合は先発でほとんどフルで使ってらっしゃいますが、その意図と実際にピッチでのプレーについてはどうご覧になっていますか?
A:活躍については皆さんも見てもらえればわかると思うんですけど、本当にぶっ倒れるまで走ってチームのためにという所は、彼については非常にありがたく思っています。2戦続けて先発したというのは、先ほど言ったように高さの対策だったり、セットプレーにしてもそうですけど、全体の高さという部分で相手と照らし合わせた時に、若干ウチの方が低さを感じる部分もあるとか、そういう部分で今は連続して使っています。じゃあ来週もまた出るかということでもないですし、当然帰ってからトレーニングを見た中でどれがベストなのかという組み合わせを考えて、次の試合に臨みたいと思っています。
Q:監督ご自身にとっても懐かしい場所でのゲームになったと思いますが、ホーム側のスタンドも真っ赤になりました。ゲームを通じてスタンドの雰囲気も前節とはまた違う雰囲気だったと思いますが、ホームゲームとしてのゲームを終えてどういう感想をお持ちでしょうか?
A:本当に柏レイソルには長年選手としても指導者としてもお世話になって、ここで監督として指揮を執るということはまったく考えていなかった所で、お話を受けていただいてここでやれるということは、正直な所緊張していましたし、たくさんの赤い物を着てくれたファンの皆さんが来てくれて、スタンドを赤く染めていただいたことは感謝しか言いようがありません。
以上です。
土屋
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