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J SPORTSのサッカー担当がお送りするブログです。
放送予定やマッチプレビュー、マッチレポートなどをお送りします。

Jリーグレポート 2015年06月28日

J3第18節 秋田×長野 試合後の秋田・前山恭平、熊谷達也、島川俊郎コメント

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秋田市八橋運動公園陸上競技場で行われた
2015 明治安田生命J3リーグ第18節の
ブラウブリッツ秋田×AC長野パルセイロは1-2で長野が勝ちました。
以下、試合後のミックスゾーンにおける
秋田・前山恭平、熊谷達也、島川俊郎のコメントです。


(秋田・前山恭平)
Q、今日の試合を振り返っていただけますか?


A、足元と言うよりもまずは裏の意識を
みんなパスを繋ぐ意識は今までずっとやってきていてあるので
まずは裏を取る意識からやっていこうという所から
裏を狙っているからこそ足元が空くという
その良い循環ができた時に自分たちの攻撃の良い時間が
ちょっとの時間だったかもしれないですけどあったのかなと思います。


Q、前半の途中から失点するくらいまでは前山選手がボールを引き出して
リズムができたようにも見えましたが、そのあたりはいかがですか?


A、そうですね。僕が触ることによって相手が釣られて来ることもわかっていましたし
僕が触ることによって相手の中を固めた守備をちょっとでも広げて
中から攻撃できたりとか、中を固めていれば外から攻撃というように
相手が嫌な方、嫌な方に攻めて行くために、僕が多く触れたことが
自分たちの主導権を握ったサッカーができた理由じゃないでしょうか。


Q、前半に米澤選手がドリブルで運んでいる時に
左をフリーで走っていた前山選手に出ていれば
GKと1対1というシーンがありましたね。


A、そうですね。あれはコミュニケーションの問題ですので
まあそこはお互いに話し合っていきたいなと思います。
練習中でも良い関係が築けていますから
あとは本当にこういった試合のような緊張感がある中で
2人でどれだけ連携を深めてやっていけるかというのが
得点に繋がる鍵かなという風には思います。


Q、ゴールシーンを振り返っていただけますか?


A、常にシュートのこぼれ球は狙っていますし
特に今日は雨だったのでGKが弾くだろうなというのは考えていたので
そこを常に狙っていた結果、たまたまそこに転がって来たので
ただ押し込んだだけという感じです。
常に狙っていることがこのゴールに繋がったのかなと思います。


Q、熊谷選手が後半から中盤に入ったことで
攻撃のリズムが良くなった部分はありましたか?


A、そうですね。ボランチながら良いタイミングで前に攻撃参加しますし
パスの精度も正確なのでそこは信頼していますし
アイツが持つことによって良い攻撃ができると信じているからこそ
川田さんが右サイドからあそこまで走ってくると。
達也が持つことによって、みんなが信頼して攻撃に行けるので
その信頼関係があったから、こぼれ球は偶然かもしれないですけど
それがあったからこそのあのゴールだったのかなと思います。


Q、今日も内容は決して悪くなかったと思いますが
ここ最近は内容こそ良いものの結果が付いてこないという感じですか?


A、そうなんですけど、それを言い訳にして負け続けるのも良くないので
まずは良いサッカーをしながらも、結果を求めていくことも大事ですし
前半のロスタイムと後半のロスタイムに失点しているので
集中力とか"持続力"とかが「まだ僕たちには足りていないのかな」と。
内容とかは関係なく、そこの差が今日の勝敗を分けたかなと思います。


Q、ご自身がコンスタントに点を取れている中で
それが勝ちに繋がらないのは悔しいと思いますが
そのあたりはどのように捉えていますか?


A、勝ちに繋がらないもどかしさはありますけど
チームとしてやっていることなので
僕が点数を決めて勝ちたいのは勝ちたいですけど
僕はどうこう言えることじゃないです。
でも、勝ちに繋げられるような選手に僕自身がならないといけないなと。
今日も1得点ではなくて、僕が(米澤)令衣に出したミスパスも
しっかりスルーパスを通せるような選手になれれば
勝ち試合になっていたかもしれないですし
1点だけではなくもっと結果を出していかなければいけないかなとは感じます。


Q、あのパスは少し長くなった感じですか?


A、令衣をフリーにしてあげようとして溜めていて
ディフェンスが令衣の方へ行こうとしていたので
シュートフェイントでシュートを打つフリをして
ディフェンスを止めて出そうと思ったら、ちょっと勢いが強くなってしまって。
言い訳になってしまいますけど。
アレもちゃんとパスを出せれば
令衣の技術からいけばもうゴールを決めるのはわかっていたので
僕がそこを出せるか出せないかでした。
あの時点で入っていれば2-1で、もしかしたらあの失点もなかったかもしれないですし
"たられば"になってしまいますけど、あそこで良いパスを出せれば
チームを勝たせることができたのかもしれないかなと思いました。
監督からも僕は「最後のプレーの精度を上げろ」と言われているので
本当に言われたことができなかった悔しさもありますし
もっとできるようにならなくてはいけないなと思います。


(秋田・熊谷達也)
Q、後半開始からの投入でしたが
どういうことを一番意識してピッチへ入りましたか?


A、0-1の状況だったので、点でもアシストでも
ゴールに絡めればなと思いながら入りました。


Q、かなり早い段階からボールも捌いていて
すぐにゲームの流れに乗れたように見えましたが、いかがでしたか?


A、そうですね。そこは自分の持ち味というか
ボールに触る回数を増やして、チームにリズムを生み出すというのは
自分の役割だと思っているので、そこは自分の仕事をやっただけですね。


Q、ゴールシーンも川田選手に良いパスが出ましたが
あのパスは狙い通りですか?


A、そうですね。練習からカワさんにはボールが出しやすいというか
信頼してボールを出せますし
あそこへの動き出しが良かったのでワンタッチで出すだけでした。
今回は足元だったんですけど、前節は裏に抜け出すようなパスを
僕からカワさんに出していたので、そこはどんどんやりやすくなってきています。


Q、スタメン落ちの悔しさをこのゲームにぶつけようという想いはありましたか?


A、ないと言ったら嘘にはなると思うんですけど
前節は自分が良くなかったので、それは当然だなとは思いますし
出ていなかったから「後半から良いアクセントを加えられればな」と
思いながら試合はしていました。


Q、実際にプロ1年目でこれだけ試合に出ていますけど
プロでやっていけそうな手応えは掴めていますか?


A、課題の方が全然多いので
そこと向き合いながら、楽しみながらやっていければなと思います。


Q、どういう部分が今の課題だと捉えていますか?


A、いや、挙げていったら結構多いですよ。相当多いです。
ポジションが1個下がったというのもありますし
大学も高校もずっとトップ下をやっていて
ボランチになると絶対にボールを失っちゃいけないですし
リズムを創らなくてはいけないというのもあるので
その責任感だったりも意識しながらやっています。


Q、今日はレイソルの下部組織出身の選手が非常に多かったですね。


A、そうですね。実際に直接やっている選手もそんなに多い訳ではないですし
(仙石)廉君くらいなので、廉君が出てきた時は「オッ」と思いましたけど
廉君がスタメンだったら嫌らしい選手だなと思います。


Q、同級生も先輩後輩も各カテゴリーで頑張っていますが
そういうのは励みになりますか?


A、そうですね。点を取ったりしていると
「ああ、自分も点を取らないとな」とは思いますね。
同期とはちょくちょく連絡を取ったりしていますよ。仲間隼斗(讃岐)とか。
結構ゴール以外でも活躍しているという話は聞くので
そこは凄く励みになりますね。


(秋田・島川俊郎)
Q、前半の25分前後から失点までの時間帯は
結構押し込んでいるようにも見えましたが、いかがでしたか?


A、やっていて自分たちがボールを持てていたので
「やれる」という手応えはありましたけど
そこで得点を奪えたのかと。
相手は自分たちが奪った後、すぐに中を固めてきたんですね。
その時にもっとうまくワイドを使えたんじゃないかなとか。
でも、ウチが長野相手にボールを持てるというのは
間違いなく成長している所だと思います。


Q、あの時間帯に右のハイサイドに入って行って
マイナスに折り返してチャンスを創ったシーンがありましたが
あのあたりは前に出ていけるなという感じはありましたか?


A、そうですね。出て行けると思っていましたし、出て行かないとなと。
今までの課題として、もっとボランチがゴール前に絡まないといけないと思ったので
意識的に上がっていきました。


Q、後半もまったく一方的なゲームではなかったと思いますが
後半の内容に関してはいかがですか?


A、後半も正直「やれている」という手応えは
みんな感じていたと思うんですけど
その時に得点を奪わないと意味がないですし
そのロスタイムの失点、終了間際の失点と
同じミスを2回繰り返したら負けてしまいますよね。


Q、熊谷選手の投入で攻撃のリズムが変わった印象はありましたか?


A、達也と半田(武嗣)はプレースタイルも違うので
達也からはああいう裏に出すパスというのが凄く有効で
練習でやっているので、前の選手はわかりやすかったんじゃないですかね。
良い変化を与えられたと思います。


Q、25歳という若さでキャプテンマークを託されていることについてはいかがですか?


A、僕はもう25歳という年齢は若くないと思っていて
ただ、やっぱり今年プロになって初めてのキャプテンということで
責任を凄く感じますし、もっともっとみんなの先頭に立たないといけないなと。
あの失点のシーンもちょっとした甘さだと思うんですけど
もっともっとみんなを意識させなきゃいけなかったですし
自分はもっと意識していかなくてはいけなかったですし
そういう所で今年が始まって、責任は本当に凄く感じています。


Q、内容の改善されている部分というのはどういう所ですか?


A、単純に1人1人が焦らなくなったことですね。
セカンドボールでも今までだったら
相手のプレッシャーを感じて前に蹴ってしまって、
またセカンドボールを拾われて、蹴らされていたという所を
後ろの選手を含めて単純に繋げる、プレッシャーを感じない、
前に運べる、1人外せる、という所が
今年の初めとは違ってきている部分だと思います。
そこでやっぱりボールを落ちつけられるので、
セカンドボールの処理というのが良くなっているのかなと思います。


Q、4連敗している内容には見えなかったですけど
どういう所が結果が出ないことに繋がっていると思いますか?


A、ピッチの中でやっていて、まだ"持続力"がないんですよね。
単純なフィジカルなのかもしれないですし。
今は練習でそこに焦点を当てて、素走りだったり筋トレというのを
本当に2週間前からチームとして"シフトチェンジ"として
変えてやっているので、2週間でその結果はすぐに出ないと思うんですけど
これから続けていければもっともっと良くなると思います。


Q、最後に仙石選手が出てきた時には「おっ、出てきたな」という感じでしたか?


A、そうですね。もっと早く出て来られた方が嫌でしたね。
廉はゲームを締められるタイプではなくて、ゲームを創る選手ですからね。
でも、やっぱり嬉しいですね。
こうやって大人になってあのメンバーと同じ舞台に立てるというのは。
昨日もレイソル戦を見ましたし、工藤と武富が出ていて
武富は攻撃の起点になっていましたし、本当に凄く刺激になります。


Q、今日は両チームにレイソルの下部組織の選手が多かったですね。


A、そうですね。この間の第1節には後輩の峯も出ていましたけどね。
でも、こうやってレイソルユース出身で
プロでこうやって大人になって対戦するというのは凄く光栄だし
達磨さんにみんな感謝していると思います。


以上になります。


土屋

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