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J SPORTSのサッカー担当がお送りするブログです。
放送予定やマッチプレビュー、マッチレポートなどをお送りします。

Jリーグレポート 2015年05月03日

J3第9節 YS横浜×山口 試合後のYS横浜・三浦雄介、工藤由夢、高橋拓也コメント

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ニッパツ三ツ沢球技場で行われた
2015 明治安田生命J3リーグ第9節の
Y.S.C.C.横浜対レノファ山口FCは0-1で山口が勝利しました。
以下、試合後のミックスゾーンにおける
YS横浜・三浦雄介、工藤由夢、高橋拓也のコメントです。


(YS横浜・三浦雄介)
Q、負けてはいけないゲームだった印象もありますが
試合を通しての印象をお願いします。


A、流れ的には自分たちのペースだったし
相手にあの1本でやられたのは悔しいですね。
その前にチャンスは何回かあったので
それを決め切れていれば流れは変わったし
もったいないゲームだったと思います。


Q、ゲームの入りは相手にボールを持たれましたが
そこから自分たちのペースへ持ってこれた要因は何でしょうか?


A、相手が回してくるというのはわかっていたし、回させておいて
うまくサイドバックやサイドハーフがハメた時に連動できていたし、
前にも圧力が掛かっていて、
そこは予定通りというかハマった部分はあったと思います。
そこからのフィニッシュまでの精度だったり
前半だけでも2,3回決めるチャンスがあったので
そこで決め切れなかったことが今日の敗因かなと思います。


Q、三浦選手自身も奪った後の第一段階には手応えがあったと思いますが
そこから決め切れない部分は相手とのどういう差を感じましたか?


A、相手は回してくるとわかっていたし
ボランチに入った時に自分たちが行ければ
インターセプトをできる場面もあったし
奪った後には何人か関わっている訳なので
そこでもう少しアイデアというか、周りの関わりというのが
前節もそうだったんですけど少し合っていないというか
連戦も続いている中でそういう所をしっかりやっていかないと
厳しい試合になるかなと思います。


Q、相手のCBは15分以降に相手が少し下がってブロックを作られてから
ボールが回らなくなったと話していましたが、それについてはいかがですか?


A、それは予定通りというか、回してくるのはわかっていたので
ある程度ブロックを作ってどこでハメに行くかというのは
自分たちのプランとしてありましたし、そこはうまくハメれたなと思います。


Q、前半の15分以降はチャンスも多かったと思いますが
"最後の精度"以外で何か得点を奪い切れなかった要因はありますか?


A、前線だけじゃなくて自分たちボランチが前に出て行くことで
相手も釣られますし、そうするとサイドハーフが空く場面もあったと。
1本あったんですけど、サイドハーフに入った時に
サイドバックがオーバーラップをして
シュートを打つ場面というのもあったので、
ああいうのを増やせればいいかなとは思います。


Q、首位相手に内容で互角以上にやれたことに
少し手応えはありますか?


A、手応えはありますし、相手が10人になった時に
点数を決めれればもっと流れは変わっていたというのはあります。


Q、首位相手に戦ってみて自分たちとの差は感じましたか?


A、やっぱりあの1本で決められるというのは
どういうシュートであれ、今ノッている証拠だなと正直思いました。


Q、ご自身も交替となった3枚替えにはどういう印象をお持ちですか?


A、自分はイエローカードをもらっていたので
その影響もあってというのは監督から言われたんですけど
相手が10人になってウチが前掛かりになるし
自分たちが前の選手を替えて、
スピードのある選手や溜めを創れる選手を入れて
もっと圧力を掛けられるんじゃないかなという所だったので
自分自身は次に切り替えていきたいと思います。


Q、今日のゲームが内容としてはYSが目指すサッカーの
1つの形とチーム内で共有できていますか?


A、そうですね。うまくブロックを作ってカットして
攻めるというのが今はやっていることですし、
奪った後の精度というのがまだまだ足りていない部分なので
そこはしっかり話し合って共通理解を深めていきたいと思います。


Q、このクラブは総合スポーツクラブで子供たちの声援が凄いと思いますが、
今日もスタンドから子供たちの声が聞こえる中で
ああいうのは選手としてどう感じますか?


A、力になりますし、僕らはピッチ上でしかそれに応えられないですし
まだホームでの勝利ができていないので
早くそれを届けたいなと思います。


Q、そういう声援って結構独特ですよね?


A、そうですね。そこもYSの魅力というか
選手とサポーターが近いというのは
やっぱり良い所だと思うので、そこは嬉しいですね。


(YS横浜・工藤由夢)
Q、今季初先発ということで試合前に与えられた役割は
どういったものだったのでしょうか?


A、前で時間を創るというか、ボールを収めたり
リズムを創るというのは言われていました。


Q、試合前のメンタル的にはいかがでしたか?


A、そんなにいつもとは変わらなかったですね。
気持ちは入っていましたけど、そんなに緊張することもなかったです。


Q、前半の攻撃面での手応えはいかがでしたか?


A、攻めている場面もあったので
やっぱり最後のあと1個で決め切れていれば展開も変わったのかなと。
最後の所でもっと詰めていかなくてはいけないと感じました。


Q、山口は首位のチームでしたが
戦ってみての印象はいかがでしたか?


A、やれなくはないというのは感じましたね。
メチャクチャ強いというのは感じなかったです。
満足とかではないですけど、いけるんじゃないかというのはありました。


Q、前半からボールをうまく引き出せている印象がありましたが
ボールに触れているイメージはありましたか?


A、イメージはありました。
でも、自分でもゴールに向かう動きがあれば
もっと相手も嫌だったのかなというのはありますね。


Q、1本左の裏へ出して井上選手のシュートに繋がったパスは
良いパスだった印象ですが、狙い通りでしたか?


A、そうですね。結構井上選手とはやる場面が多くて
ああいうのは常に狙っているというのはあります。
決めてくれればよかったんですけど(笑)
結構狙っている形です。


Q、裏にも飛び出せたり自分でも創ってパスを出せる印象を持ちましたが、
自身のプレーの特徴はどういう風に捉えていますか?


A、ボールを触ってナンボかなというのはあるんですけど
飛び出すのはあまり得意じゃないんですよ。
でも、タイミングで抜けなくてはいけない場面は狙っているので
そこが今日は良かったのかなとは思います。
なるべく多くボールに触れたら良さは出るかなというのはあります。


Q、"最後の精度"以外でこれができていれば
点が取れたかもしれないという部分はありますか?


A、感じるのはいつもはミスも多かったり、あまり前を見れていないというか、
下で回しているだけというのもあるんですけど
今日は自分の所にも入ってきましたし、
あとは最後に出した後にもっと人数を掛けて
ゴール前に入って行ければもっと良い形になるというか
人数を掛けられれば可能性も広がると思います。
シュートを打つのも大事ですけど
状況を見て上がってきて、そこを使うか使わないかなので
色々な角度から色々な選手が入ってくれば
もっと良くなるのかなと思います。


Q、今回リーグ戦初出場ということで
改めて「試合っていいな」と感じましたか?


A、緊張感というのはなかなか公式戦じゃないと味わえないので
久しぶりに出て、「これのためにやっているんだな」というのは
凄く感じました。


Q、首位との差を感じた部分はありましたか?


A、決めるか決めないかだと思うんですよね。
今日も前半はどっちにもチャンスがあって
0-0でしたけど、ちょっと隙を出した瞬間に決めてくるので
そういう所の抜け目なさは首位にいる
1つの要因なのかなというのは感じました。


Q、勝ち点を積み上げていくべき部分で
チームの方向性としてはいかがですか?


A、最後の精度もそうですけど、
そこに行くまでのバリエーションとかコンビネーションとか
そういうのはもっともっとお互いが要求して
練習からやっていかないといけないなというのは思いました。
あとは決定力は練習して、なかなか試合と練習は違いますけど
そういうイメージをみんなが持って
意識してやっていかないといけないなと思いました。


(YS横浜・高橋拓也)
Q、率直にゲームを振り返っていただけますか?


A、もったいないゲームで相手に決定機をあまり創られていない中で
セットプレーから失点をしたと。
その後も相手が10人になった中で1点も取れずに
勝ち点を取れないというのは本当にもったいないゲームだと思います。


Q、立ち上がりは相手に持たれた中でも
そこから自分たちのリズムに持ってこれたのは
どういう所がポイントでしたか?


A、立ち上がりは相手のCBに対して
ウチのFWがプレッシャーを掛けに行って
前から取ろうという意図があったんですよ。
ただ、相手のGKも含めたビルドアップの中で
ボランチを前に向かせるのが上手くて
自分たちのプレッシャーより相手のビルドアップ能力の方が高かったので
1つプレッシャーのラインを下げて
ボランチを自由にさせないようなプレスに変えました。
向こうのキーマンはボランチの2人だと思うので
彼らがそれで自由にボールを触れなくなったことで
ウチのリズムが徐々に創れたかなと思います。


Q、危ないセットプレーも失点シーンの1つだけだったと思いますが、
そこが山口との差なのでしょうか?


A、セットプレーでの失点というのは
もちろん防げる失点ではあったと思うんですけど
ある意味で仕方がないものだと考えないといけなくて、
0-1になった時点で相手の決定機はアレだけで
ウチの方がチャンスを多く創っていたと。
そして、相手が1人退場したという流れの中で
点が取れなかったという部分はあって、
本当の意味でそこが差なのかなと思います。


Q、15分以降はハイサイドも取れてセットプレーも多かったですが
流れが変わったなという感じはピッチの中でありましたか?


A、相手がうまく前にボールが入らなくなったので
相手のCBが困っているのもわかりましたし
自分たちのゲームにちょっとずつなっていっているのもわかりました。
本当に欲を言えば前半の決定機で1点取れていれば
もっと自分たちのゲームにできていたと思うんですけどね。


Q、ハーフタイムはどういう雰囲気でしたか?


A、首位相手に自分たちのゲームができていることに自信を持つことと
試合の入りは前半と同じように球際を戦っていこうと。
相手の球際が相当強かったので
そこに負けないようにしっかりと準備をして入ろうという話をしていました。


Q、失点後に3枚替えがありましたが
そこでの全体の管理はどのように感じていましたか?


A、今日のゲームでウチの流れが良くなっていた要因は
工藤由夢が入って、彼が前を向けて時間を創れたと。
その中でサイドの(井上)和馬のスピードだったり
(友澤)剛気のドリブルがうまく使えたのというのが
今日良かった理由だったと思うんですよ。
それによって平間さんが前を向けて
自由にボールを触れたりということがあったので
由夢が(交替で)出て行った時に
どうやって時間を創るのかということになると
身長の高い選手もいなかったので、
そこの時間の創り方で相手が10人だったのもあるんですけど
後ろでボールは回せるもののブロックには入っていけないと。
バイタルエリアで時間が創れない、溜めが創れないということで
多くのチャンスが創れなかったのかなと思いますね。


Q、最終的には勝ち点の差は最後の精度だと思いますが、
そこから次に継続すべき所と積み重ねなくてはいけない所は
どういう所だと思いますか?


A、FWというのはどこのチームも一番お金を掛ける所だと思うので
その中で当然強力なFWがいれば上位に行くでしょう。
ウチは絶対的なエースがいないという状況の中で
もっと多くの選手がゴール前に入っていけるように中盤の創りと
もちろん本当に最後の部分は個人の精度になるので
そこはチームとしての課題と個人としての課題と分けて考えないと、
チームで点が取れないからチームが悪いのではないかとなると
色々な選手が責任を感じてしまうと流れも悪くなってしまいますし、
そこはちゃんと割り切ってやっていきたいなと思います。


Q、去年と比較すると得点という数字ではあまり変わっていない中で
後ろから見ていて個のレベルアップに関して積み上げは感じますか?


A、去年あまり点が取れていなかった原因が
ウチは5バックで5枚と4枚のブロックを作っていたので
攻撃に人数を掛けられなかったんです。
あとはビルドアップやり方もうまくなかったので
小さい選手が前に多いのにロングボールが増えてしまって
ゴール前にボールを全然運べなかったことが
得点力不足の原因だったと思うんですけど、
今シーズンに関してはしっかりと中盤を創れる時間帯がある中で
人数を掛けてゴール前に入っていくシーンが多いのに
シュートが決まらないというのは、本当に最後のパスの受け方だったり
FWとして、アタッカーとしての能力の部分で
個の部分で精度が低いのかなと思います。


Q、三浦選手にもお聞きしましたがYSの試合は子供の声援が印象的で
試合中に子供が凄く声を出してくれると思うんですけど
ああいうのって選手としては率直にどう感じていますか?


A、自分が教えている子供だったり
トップチームを目標に頑張っている子供たちの応援というのは
ウチのクラブ独特の雰囲気ですし、それは本当に良いことだと思います。
でも、子供だけじゃなくてその親御さんも含めて
サポーターの方にも点を取って勝つ姿を見せてあげないと
そういう人たちも報われないですから
そこに対しての責任感というか、そういうものを持って
またホームゲームに臨みたいと思います。


Q、あの雰囲気はメッチャいいですよね(笑)


A、そうですね(笑) アウェイとかだとない雰囲気なので
ウチらしいと言えばウチらしくていいと思います。


以上になります。


土屋

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