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J SPORTSのサッカー担当がお送りするブログです。
放送予定やマッチプレビュー、マッチレポートなどをお送りします。

Jリーグレポート 2015年05月09日

J2第13節 金沢×岡山 試合後の岡山・長澤徹監督会見コメント

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石川県西部緑地公園陸上競技場で行われた
2015 明治安田生命J2リーグ第13節の
ツエーゲン金沢対ファジアーノ岡山は1-1のドローとなりました。
以下、試合後の記者会見における
岡山・長澤徹監督のコメントです。


(岡山・長澤徹監督)
まずバス3台、4台でサポーターが駆け付けてくれて
ゲーム前にスタンドを見た時に
相手に負けないくらいの人数がいたことに凄く感動を覚えました。
サポーターの力があって何とか走り切れたゲームだと思っています。


ゲームに関しては、今首位を走る金沢さんということで
凄く神経戦のようなゲームになりました。
バランスゲームの"ジェンガ"をやっているようなイメージで
1つ間違えばサメがガバッと口を開けて待っているような
本当にそういう中で、ボールを動かしながらというゲームプランの中で
選手が怖じけずに、焦らずに、惑わずに
ボールを動かしながら最終ラインを攻撃するということを続けてくれて
脅威の一歩手前まで与えながら、
ゲームはリスクを踏まずに前半は終えました。
後半の所で少し色々な部分で我々も変化してくる中で
押谷のポジションを前方にスライドして、それが功を奏して
そのまま1点目はショートカウンターのような形で決まった部分では
非常に選手はよくやってくれたと思います。


そこからの展開が非常に難しかったんですが
結果的に金沢さんのストロングであるセットプレーのセカンド、サードの所で
ちょっと足が止まってしまってやられたのは非常に悔やまれるのですが、
その前に綺麗な形のカウンターとか、そういう部分で差し切れないと
この世界のルールで痛いしっぺ返しが待っているなというのは
身に染みてチームとして持ち帰って勉強して
次のこういうタイプのゲームではしっかりと足を振れるように
全体でまた反省していきたいと思います。


終盤押し込まれた部分もあったんですが
逆にしっかりと跳ね返した部分も強さですし、
こういう部分をブレずに、しっかりと全体で前に一歩踏み出すこと、
後ろに一歩帰ることという意味で
非なるこの一歩を常に追求しながら、全体で戦っていきながら
またリーグに向かっていきたいと思います。
あと、連戦の一番最後のゲームだったんですが良く走り抜いたと思います。
ただ、同時にもっともっと走れるチームだと思っていますので
政田に帰ってまた鍛え直して、次のゲームに臨んでいきたいと思います。
ありがとうございます。


Q、先ほど冒頭で「神経戦のような戦いだ」とおっしゃってましたが、
もう少し詳しく教えていただけますか?


A、戦術的なことは金沢さんともう1回対戦があるので
詳しい所は言えないんですけど
相手はテンションを落としてブロックを組んで
本当に待ち構えているような(スタイルで)。
サッカーというのは「ミスを待っている」じゃなくて
基本的にミスがあるスポーツで、ミスがなかったら
バスケットボールみたいに100点入っちゃうスポーツだと思うので
そこの原理原則を突いて凄く粘り強くやるという
そういう戦術で前半対峙したもので
我々もちょっとしたボールの動かし方とか、入れるタイミングとか
その部分を全体が理解して入った部分なので
そこでズレがなかったということですね。
スタンドからは少しヤキモキした部分もあったと思うんですが
ただ、あのペースは本当に完成されているものなので
そこに対して選手がよく全体で理解してサッカーをしてくれたと思っています。
ちょっとわかりにくかったな。すみません。


Q、前半は外から探るようなあまり波風の立たないゲームを進める中で
中を突いていくことは金沢に対してリスクが凄く大きいという感じでしょうか?


A、仕掛ける時間帯とかタイミングの問題だと思うんですけど
やっぱり「じゃあそこを仕掛けましょう」というよりも
何か"下ごしらえ"をして入っていかないと
金沢さんは非常に人の距離感をどこにボールを振っても変えずに
ポイントでポジションを取れるチームなので
そういう部分でちょっと横から入ってみたり
後ろを1回つついてセカンドを拾い上げて入ってみたりとか
そういうのがワンパターンにならないようにというのが
ポイントだと思うんですよね。
だから、色々な方向からつつきながらという部分では
良かったと思うんですが、それがワンパターンになってしまうと
リズムがあっても4-4-2の形でそのままスタートされて
カウンターの形になってしまいますので
それはタイミングの部分であると全体では理解して入っていきました。


Q、かなり精神的にも押し込んで行こうという意図が
後半の最初から見えたのは、そういうこともあったのでしょうか?


A、そうですね。90分間すべてをエレガントにするチームではないですし
そこをいつ自分たちが主導権を握るとかという所で
主導権を握った時に手放さないということも凄く大事なポイントなんですが
まだその点に関しては残念ながらエラーがいくつか出てしまって
自分たちからパッと放してしまう瞬間があるので
そういう所をもっと政田に帰ってやりたいですし、
握った時は本当にもう少し相手の脅威になるような
攻撃の終わり方ができるとか、
相手に握られた時はもっと粘り強くやりながら
奪った瞬間に攻撃にターンできるように
そこはもうトレーニング次第と思うんですけど、
そこをしっかり積み重ねて、もう少し手綱をしっかり握ったゲームを
このリーグ戦で追求していきたいと思っています。


以上になります。


土屋

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