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J SPORTSのサッカー担当がお送りするブログです。
放送予定やマッチプレビュー、マッチレポートなどをお送りします。
もうちょっと高校選手権ネタで行きたいと思います。
今回は国立競技場での学校別成績を一覧にしてみました。
なお、一応ポイント順で順位も付けていますが、
この計算は勝ちを3ポイント、引き分けを1ポイントと換算した場合です。
また、56回大会の準々決勝・北陽×習志野と、
78回大会以降の開幕戦に関しては除外しています。
では、以下どうぞ!
★1位 45ポイント
国見(長崎) 15勝6敗
★2位 33ポイント
市立船橋(千葉) 11勝4敗(※67回準決勝は駒沢)
★3位 32ポイント
帝京(東京) 10勝2分け5敗(※62回準決勝は駒沢)
★4位 19ポイント
鹿児島実業(鹿児島) 6勝1分け6敗
★5位 15ポイント
清水商業(静岡) 5勝1敗(※67回準決勝は駒沢)
★6位 13ポイント
四日市中央工業(三重) 4勝1分け4敗(※62回準決勝は駒沢)
★7位 12ポイント
古河一(茨城) 4勝1敗
東福岡(福岡) 4勝2敗
★9位 9ポイント
韮崎(山梨) 3勝4敗(※62回準決勝は駒沢)
清水東(静岡) 3勝2敗(※62回準決勝は駒沢)
武南(埼玉) 3勝4敗
東海大一(静岡) 3勝1敗
★13位 7ポイント
静岡学園(静岡) 2勝1分け2敗
★14位 6ポイント
浦和南(埼玉) 2勝1敗
南宇和(愛媛) 2勝
滝川第二(兵庫) 2勝3敗
野洲(滋賀) 2勝
盛岡商業(岩手) 2勝
流通経済大柏(千葉) 2勝1敗
山梨学院大附属(山梨) 2勝
★21位 4ポイント
島原商業(長崎) 1勝1分け
★22位 3ポイント
室蘭大谷(北海道) 1勝2敗
藤枝東(静岡) 1勝3敗
山城(京都) 1勝1敗
桐光学園(神奈川) 1勝1敗
草津東(滋賀) 1勝1敗
青森山田(青森) 1勝2敗
岐阜工業(岐阜) 1勝1敗
筑陽学園(福岡) 1勝1敗
作陽(岡山) 1勝1敗
広島皆実(広島) 1勝(※87回準決勝は埼スタ)
久御山(京都) 1勝1敗
★33位 0ポイント
八幡浜工業(愛媛) 1敗
北陽(大阪) 1敗
本郷(東京) 1敗
八千代(千葉) 2敗
水戸商業(茨城) 1敗
愛知(愛知) 1敗
岡崎城西(愛知) 1敗
守山(滋賀) 1敗
宇都宮学園(栃木) 1敗
秋田商業(秋田) 2敗
前橋商業(群馬) 1敗(※67回準決勝は駒沢)
東海大五(福岡) 1敗
習志野(千葉) 1敗
奈良育英(奈良) 1敗
守山北(滋賀) 1敗
初芝橋本(和歌山) 1敗
徳島商業(徳島) 1敗
丸岡(福井) 1敗
前橋育英(群馬) 3敗(※87回準決勝は埼スタ)
富山第一(富山) 2敗
桐蔭学園(神奈川) 1敗
星稜(石川) 1敗
遠野(岩手) 1敗
多々良学園→高川学園(山口) 2敗
神村学園(鹿児島) 1敗
津工業(三重) 1敗
鹿児島城西(鹿児島) 1敗(※87回準決勝は埼スタ)
矢板中央(栃木) 1敗
関西大第一(大阪) 1敗
立正大淞南(島根) 1敗
大分(大分) 1敗
尚志(福島) 1敗
上位5校はいずれも複数回の優勝を経験している学校なので、納得のランキングです。
ちなみに国見は79回から82回まで4年連続で決勝進出。
その内、3大会で頂点に立っています。
全国には4000校近くもサッカー部を持つ学校があるのに、
こんなに国立を独占するっていうのは、ちょっと考えられないですよね
2位の市立船橋と3位の帝京は共に7回の決勝進出で、どちらも5回優勝。
ただ、帝京は2回の同校優勝があったので、
その分だけ順位が下になったということでしょうか。
6位の四中工は1回の両校優勝と3回の準優勝で4勝1分け。
4回の決勝進出は清商の3回を凌いでいますが、
清商はそのすべてで優勝しているので、そこにも差が付きました。
また、2勝以上を記録している高校の中で
唯一優勝を経験していないのが10位の韮崎。
58回から62回まで国立開催以降では初めてとなる
5年連続ベスト4という、とんでもない記録を達成。
(※62回は駒沢開催。またその後、国見が68回~72回、79回~83回で達成)
58回が準優勝、59回がベスト4でPK負け、
60回が準優勝、61回も準優勝、62回がベスト4で0-1の敗退と、
最後まで優勝に縁がありませんでした。
ただ、当時の韮崎を率いていた横森巧監督は、
88回大会で山梨学院大附属を率いて、悲願の全国制覇を成し遂げています。
短期間でという意味では、
65回で優勝、66回で準優勝に輝き、3勝を挙げた東海大一が挙げられます。
初出場同士となった国見との決勝を制した65回に、
2年連続同一カードで国見に敗れた66回。
そしてこれ以降、24回行われた選手権の中で、
国立進出はおろか、全国出場も一度もありません。
開催地という意味で、何とも不運だったのは67回の暁星と87回の鹿島学園。
共にラグビーの大学選手権と日程が重なったため、
前者は駒沢、後者は埼スタで準決勝を戦って敗退。
国立のピッチに立つことは叶いませんでした。
0ポイントの高校に目を移すと、3敗という数字が目立つ前橋育英。
実際は埼玉スタジアム2002で開催された87回の準決勝も含めて、
過去4回の準決勝すべてで敗れています。
ちなみに、前橋商業も67回、68回と2大会連続でベスト4敗退。
実はまだ群馬県勢は決勝へと駒を進めたことがないんです。
元県民としては、是非近い内にこのジンクスを破って欲しいと思います。
一度も国立へと勝ち進んだことのない都道府県は
山形、宮城、新潟、長野、鳥取、香川、高知、佐賀、熊本、宮崎、沖縄の11県。
今回の90回大会も大分と福島が初のベスト4を達成するなど、
全国的な実力も均衡してきているので、
来年以降の11県には是非注目したいと思います。
土屋
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