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サッカー フットサル コラム 2024年4月3日

アモリムは具体的な選択肢として検討されているに違いない

粕谷秀樹のOWN GOAL,FINE GOAL by 粕谷 秀樹
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リヴァプールの新監督はアモリムが最有力だ。一部ではすでに接触済みともいわれている

リヴァプールの新監督はアモリムが最有力だ。一部ではすでに接触済みともいわれている

シャビ・アロンソが残留を明言した。彼は来シーズンも、レヴァークーゼンの監督を務めることになった。

筆者も二週間ほど前の配信で、「おそらく残留」と予想していた。SNSなどで「ふざけるな」「なにも知らないくせに」「おまえの目は節穴か」ともいわれたが、3月中旬からの動きをふまえれば、シャビ・アロンソの退団は考えられなかった。

「オファーは一切なく、あったとしても応じるつもりはない」(フェルナンド・カロ/レヴァークーゼンCEO)
「十中八九、彼は残留する」(ウリ・ヘーネス/バイエルン名誉会長)

シャビ・アロンソの去就に影響力を及ぼすと考えられたふたりの男が、相次いで移籍を打ち消していたからだ。圧倒的な有力候補といわれたリヴァプールも、オーナー企業の『FSG』(フェンウェイ・スポーツ・グループ)はユルゲン・クロップ退任後のプランに言及していない。

そう、「シャビ・アロンソがリヴァプールの新監督に」は、メディアの希望にすぎなかったのだ。

クロップが今シーズンかぎりでの退任を上層部に打ち明けた昨年11月、シャビ・アロンソの招聘が検討されはした。しかし、レヴァークーゼンのガードが必要以上に堅く、公式なオファーを届けるまでには至らなかった。

さらに、レヴァークーゼンとの契約が満了を迎えた後のルートにもリヴァプールやバイエルンは存在せず、シャビ・アロンソの希望がレアル・マドリー一本との話まで漏れ伝わってきたという。

こうして、イングランドとドイツの名門は、新監督の人選が振出しに戻った。

バイエルンはブライトンのロベルト・デ・ゼルビ、ドイツ代表のユリアン・ナーゲルスマン、元マドリーのジネディーヌ・ジダンに絞り、4月中にも発表しようとしている。

一方、リヴァプールはスポルティングのルーベン・アモリムが浮上してきた。すでに具体的な選択肢として検討され、ディレクターに復帰したマイケル・エドワーズが早々に接触したとも伝えられている。

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