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サッカー フットサル コラム 2024年3月5日

バレンシア対レアル・マドリー戦で起きた珍事。アンチェロッティ監督「前代未聞」

木村浩嗣コラム by 木村浩嗣
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ルール上、終了の笛は、審判の判断でいつでも吹くことができる。プレーが止まっていようが、プレー中であろうが。

昔バレンシアのクラウディオ・ロペスがバイエルン戦で、カウンターで独走しエリア内に入ろうとした瞬間に笛が鳴って終了、というのを見たことがある。CKやFKでもたついて蹴らないうちに笛が鳴る、ということは今でもたまに起きている。

よって、アンチェロッティのプレーが切れるうんぬんはルール上は正しくないのだが、慣習上プレーが終了した感があるタイミングーー多くはボールがアウト・オブプレーになった時ーーに吹かれることが多いので、文句を言いたくなるのはよくわかる。

クリアのタイミングで「ピッ、ピッ、ピー」でもアンチェロッティは不満だっただろうが、ベリンガムの劇的なゴールでぬか喜びした後ほどの怒りではなかったはずだ。

バルセロナが翌日の試合に引き分けて、レアル・マドリーとの差が縮まらず、このジャッジが首位戦線に影響しなかったので、騒ぎは鎮静するはず。でないと、またくだらない陰謀論ーー審判買収説ーーに煩わされるところだった。

文:木村浩嗣

木村浩嗣

編集者、コピーライターを経て94年からスペインへ。2006年に帰国し『footballista フットボリスタ』編集長に就任。08年からスペインに拠点を移し特派員兼編集長に。15年編集長を辞し指導を再開。スペインサッカーを追いつつセビージャ市王者となった少年チームを率いた。現在はグラナダ在住で映画評の執筆も。

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