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サッカー フットサル コラム 2024年1月17日

EL埼玉が皇后杯で“必然のジャイキリ”を起こす。調子を上げてきた浦和が優勝候補ナンバーワンか

後藤健生コラム by 後藤 健生
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1月14日に第45回皇后杯全日本女子選手権大会の準々決勝が行われ、栃木県のカンセキスタジアムとちぎで行われた第1試合では日テレ・東京ヴェルディベレーザが延長戦の末に、ちふれASエルフェン埼玉(EL埼玉)に敗れるという波乱があった。

ベレーザといえば、読売サッカークラブの女子部門として誕生して以来、数々の名選手を輩出した日本の女子サッカー界を代表するチームであり、昨年度の皇后杯でも優勝を遂げている。

一方、EL埼玉はWEリーグ初年度(2021/22シーズン)から2年連続で最下位(11位)に終わったチーム。今シーズンから池谷孝監督を迎えたが、やはり現在リーグ戦では10位に留まっている(WEリーグは今シーズンから12クラブに拡張)。

そのEL埼玉が“女王”ベレーザを破ったのだから、まさにカップ戦ならではのジャイアントキリングというべきだ。

試合は、立ち上がりからベレーザがゲームを支配して多彩に攻めた。前半のシュート数はベレーザの12本に対してEL埼玉は4本という試合だった。

EL埼玉も前半の序盤戦こそ何度か攻撃のチャンスを作って、左サイドのアタッカー吉田莉胡が面白いところに顔を出してシュートを放ったが、その後は専守防衛。両ウィングバックも下がって5人で守る時間が長くなった。

引いて守る相手に対しての攻めとしては、ベレーザも悪くはなかった。

サイドに開いてピッチの幅をいっぱいに使い、クロスに対してトップで起用された山本柚月が飛び込んだり、日本代表(なでしこジャパン)の主力の1人でもある藤野あおばが鋭いドリブルで切れ込んでシュートしたり、サイドバックが攻撃参加したりと様々な形で攻撃を繰り広げた。

だが、分厚く守るEL埼玉の守備を崩しきる場面は少なく、「決定機」は作れなかった。

後半に入ると、ベレーザの松田岳夫監督はトップにいた山本を右サイドに置き、右サイドにいた土方麻耶をトップに入れ、ポジションを変えて攻撃を活性化させようとしたが、最後まで打開には至らず、ベレーザの後半のシュート数は5本と前半からかなり減ってしまった。

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