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サッカー フットサル コラム 2023年12月28日

攻撃力で優勝を勝ち取った鹿島のジュニアユース 育ってきた若手を中心に長期的視野で強化すべきだ

後藤健生コラム by 後藤 健生
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【ハイライト】鹿島アントラーズジュニアユース vs. 大宮アルディージャU15|高円宮杯 JFA 第35回全日本U-15サッカー選手権大会 決勝

しかも、こうしたテクニシャンタイプの選手たちが守備でもしっかりと走り切るあたりは、現代サッカーらしいところだ。

また、ボランチの大貫琉偉も中盤でのボール奪取など守備力が高いのはもちろん、サイドに出てドリブル突破も見せるなど、マルチな能力を発揮していた。

いずれにしても、それぞれが特徴のある素晴らしいタレントを揃えたチームだった。

一つ上のU-18年代の鹿島アントラーズユースは、今シーズンはプリンスリーグ関東で戦っていたが、18試合で58得点という数字で優勝。プレミアリーグへの昇格を争う「プレミアリーグ・プレーオフ」でも瀬戸内高校(広島)に5対1、ベガルタ仙台ユースに7対0と圧勝して、来シーズンのプレミアリーグ入りを決めている。馬目隼之介、徳田誉という強力FWを擁する、こちらも非常に攻撃力の高いチームだ。

どうやら、鹿島アントラーズは育成部門が順調に機能し始めて若いタレントが揃ってきているようだ。

鹿島アントラーズは1993年にJリーグが開幕した時の創設メンバー、いわゆる「オリジナル・テン」の一つ。日本リーグ時代は2部で戦っていた住友金属を母体とした鹿島は、専用スタジアム(県立カシマサッカースタジアム)の建設、そしてブラジルのスーパースター、ジーコとの契約を武器にJリーグ入りを果たした。

そして、Jリーグ初年度のセカンドステージで優勝するなどJリーグ開幕後は数々のタイトルを獲得。「勝負にこだわる」ジーコの精神を受け継いでタイトルを取り続け、「常勝軍団」と呼ばれるようになった。

だが、2016年のJリーグ優勝および天皇杯全日本選手権優勝、2018年のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)優勝を最後にタイトルから遠ざかってしまっているのが現状だ。

Jリーグ初年度は日本人の宮本征勝監督の下で戦ったものの、1994年にジーコの実兄であるエドゥー監督が就任。その後もトニーニョ・セレーゾやオズワルド・オリヴェイラなど一貫してブラジル監督に指導を仰ぎ続けていた。

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