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サッカー フットサル コラム 2023年12月19日

シャフタールがアビスパ福岡と引き分ける CLそのままのメンバーでハイレベルなプレーを披露

後藤健生コラム by 後藤 健生
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1991年にソ連が崩壊してウクライナが独立すると、1992年にウクライナ・プレミアリーグが発足。そして、21世紀に入るとディナモに代わってシャフタールが主役となり、2001/02シーズンで初優勝して以来、シャフタールはプレミアリーグで13度の優勝を果たしている。

旧ソ連圏では、民営化された旧国営企業を牛耳った「オルガルヒ」と呼ばれる実業家が台頭した。チェルシーを強豪に育て上げたロシア人のロマン・アブラモビッチなどもその1人だ。そして、ウクライナ東部を拠点とするリナト・アフメトフが巨額の資金を投入してシャフタールをウクライナのトップクラブに育て上げたのだ。

シャフタールはUEFAチャンピオンズリーグでも常連となり、西ヨーロッパのビッグクラブ相手に再三サプライズを起こし、2009年にUEFAカップで優勝。翌2010年にはCLでベスト8に進出している。

ところが、2014年には本拠地のドネツク州が親ロシア勢力によって占拠され、シャフタールはドネツクのドンバス・アリーナで試合を行うことができなくなり、以後は首都のキーフやリヴィウ、ハルキウなどで試合を行っていた。そして、2022年にロシアのウクライナ侵略が始まってからは、本拠地を隣国ポーランドに移して戦っている。

今シーズンもシャフタールはCLに出場。11月7日にはスペインのバルセロナに勝利したが、12月13日に行われたグループステージ最終戦でポルトガルのポルトに敗れてグループ3位となって、ヨーロッパ・リーグに回ることが決まったのだが、ポルトでの試合を終えたシャフタールはそのまま日本に移動して福岡戦に臨んだのだ。

福岡戦の先発メンバーは、このポルト戦から2人が代わっただけ。つまり、グループステージ突破を懸けて戦った大事な試合とほぼ同じメンバーが揃ったのだ。

最近は、ヨーロッパの強豪クラブが来日することが多い。今年も7月から8月にかけても、マンチェスター・シティやバイエルン・ミュンヘン、パリ・サンジェルマンなどが来日した。

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