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サッカー フットサル コラム 2023年12月19日

シャフタールがアビスパ福岡と引き分ける CLそのままのメンバーでハイレベルなプレーを披露

後藤健生コラム by 後藤 健生
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キャプテンでウクライナ代表でもあるタラス・ステパネンコ

キャプテンでウクライナ代表でもあるタラス・ステパネンコ

ウクライナの強豪、FCシャフタール・ドネツクが来日して12月18日に東京・国立競技場でアビスパ福岡と対戦したことをご存じだろうか?

福岡とスポンサー企業が企画して「ウクライナ復興支援チャリティーマッチ」として開催されたもので、試合前には大型映像装置に岸田文雄首相のビデオメッセージが映し出され、また上川陽子外務大臣も来場するなど大々的な企画だったが、サッカー界にはあまり情報が流されることがなかった。

そのため、僕の同僚のベテラン・サッカー記者たちも直前までこの試合があるということを知らなかったという。

僕自身も、半月ほど前に民放の地上波放送でCMを見て「あれっ、そんな試合があるの? 聞いていないゾ」と思って、Jリーグのメディアサイトで試合の概要を知った。ところが、なかなか取材申請がオープンしないなど、普段はサッカー試合を担当していない会社が担当しているので情報の流れがスムースではなかったようだ。

おそらく、サッカー・ファンの方でもこの試合のことを知らなかった人が多いのではないだろうか? スポンサー企業が入場券を買い取って招待した来場者も多く、また日本に避難しているウクライナ人数百人も招かれたということだったが、集まった入場者数は1万8114人。

せっかく強豪シャフタールが来日したのに、もったいないことだった。

まず、こうした試合の開催をきっかけに1人でも多くの日本人にロシアの侵略を受けて2年近く戦い続けているウクライナの事情について知ってもらいたかった。そして、収益が全額ウクライナ復興のために寄付されるとのことだったので、より多くの人に入場券を買ってもうべきだったはずだ。

そして、もう1つもったいなかったのは、試合内容がとても高かったからだ。

シャフタール・ドネツクはウクライナ東部のドネツク州ドネツクで1936年に創設されたクラブだ。当時、ウクライナはソビエト連邦の一部だったが、ウクライナでは政府(秘密警察)のクラブであるディナモ・キエフが圧倒的に強く、ディナモは全ソ連リーグでも何度も優勝経験があり、ソ連代表もディナモが主体となっていた時期もあった。

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