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サッカー フットサル コラム 2023年11月16日

【ハイライト動画あり】FIFA U-17 ワールドカップ現地レポート 日本代表、次戦は負けが許されないゲームシチュエーション

サッカーニュース by 川端暁彦
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【ハイライト動画】日本 vs. アルゼンチン|FIFA U-17 ワールドカップ インドネシア 2023 グループD

こうしたバックヤードの部分でも国際大会を戦うのにモノを言うのは経験値。東南アジア開催でどうしてもつきまとう腹痛への対処などのメディカルな要素も含め(16日の練習でも、スタッフの一人が腹痛でお休みになっていた)、ピッチ外での対応能力も問われることになる。やはり国際大会は総力戦なのだ。

そうして迎えるセネガルとの最終戦、見どころはシンプルに相手のスーパータレントにどう対応するかというのが第一だろう。スピードやパワーなど傑出した能力を持つ選手がズラリと揃うアフリカ王者の潜在能力は大会全体でもピカイチのもの。10番を背負うA代表選手の15歳、アマラ・ディウフに注目が集まるが、彼のワンマンチームというわけではない。

 

「時速35km」を計測するスピードスターの右FWヤヤ・ディエメ、すでにA代表デビュー済みの大型MFダウダ・ディオングなどその陣容は多士済々。守備に関しては隙も多いチームだが、個と個のぶつかり合いとなったときに勝算が薄くなるのは当然で、「コンビネーションやポジショニングで上回る必要がある」(森山監督)。

ただ、チームのムードは決して悪くない。アルゼンチン戦は序盤の攻防に大きな課題を残したとはいえ、試合を通して圧倒されたというわけではなく、後半はむしろ日本が内容面で上回る試合を見せた。大会を通じて選手たちは手応えは得ているだけに、この成果をノックアウトステージへと繋げたい。

 

「負けが許されないゲームシチュエーション」(森山監督)で迎えるグループステージ最終戦は、言い換えれば最高の成功経験を得られる場でもある。大会の優勝候補であるアフリカ王者を向こうに回し、U-17日本代表は最大の正念場を迎えることとなる。

文:川端暁彦

写真:J SPORTS取材班

川端暁彦

フリーランスの物書き。主にサッカーの育成年代の取材を継続的に行っており、各種媒体に寄稿している。

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