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サッカー フットサル コラム 2023年9月26日

25年前を思い出させるラグビーのW杯 今や、日本は有数の「フットボールネーション」に成長

後藤健生コラム by 後藤 健生
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1998年フランスワールドカップ アルゼンチン対イングランド

1998年フランスワールドカップ アルゼンチン対イングランド ベッカムがシメオネに対しての報復行為で一発退場

ラグビーのワールドカップが開催されている。

9月24日にはプールCの戦いで、過去2度優勝のオーストラリアがウェールズに6対40のスコアで惨敗を喫した。オーストラリアはすでにフィジーにも敗れており、ベスト8進出はきわめて難しくなった。

今大会では、開幕戦でニュージーランドが開催国のフランスに敗れたほか、前回優勝の南アフリカもアイルランドに敗れており、ワールドカップでは圧倒的な強さを誇る南半球諸国が苦戦している印象だ。

開催国がフランスということで、北半球諸国にホーム・アドバンテージがあるのかもしれない。

たとえば、南アフリカが予想を覆して初優勝したのは1995年に自国で開催した大会でのことだった(クリント・イーストウッド監督のアメリカ映画『インビクタス 負けざる者たち』で描かれたあの大会だ)。また、前回年大会では日本が「蒸し暑さ」という地の利を生かして準々決勝進出を果たしている。

もっとも、これまで4度あったヨーロッパでの大会ではすべて南半球諸国が優勝しているのだし、北半球唯一のイングランドの優勝は2003年のオーストラリア大会だったのだから、「ホーム・アドバンテージ説」は成り立たないのかもしれない。

南半球苦戦の本当の原因は「オーストラリアが世代交代に失敗した」といったチーム個々の事情なのだろう。だとすれば、南半球苦戦についての論議はラグビー専門家にお任せした方がよいだろう。

ただ、いずれにしても開催国フランスは、ニュージーランド戦の後もウルグアイ、ナミビアに連勝。開催国は好調のようだ(サッカーでのフランス初優勝も、1998年の自国開催の時だった)。

さて、「フランス・ワールドカップ」と聞くと、サッカー人としてはその1998年大会の思い出が蘇って胸が騒ぐ。

今では、日本がワールドカップに出場するのは当たり前と思われているが、日本代表がサッカーのワールドカップに初めて出場したのは、今からちょうど四半世紀前の「フランス・ワールドカップ」だったのだ。だから、「フランス」と聞くとサッカー人はつい当時のことを思い出してしまうのだ。

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