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サッカー フットサル コラム 2023年9月20日

攻撃の歯車が狂ったままの横浜F・マリノス 柴崎の加入で現実味を帯びる鹿島の逆転優勝

後藤健生コラム by 後藤 健生
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2023-24シーズンのAFCチャンピオンズリーグ(ACL)が開幕した。今シーズンから「秋春制」したACL。12月までにグループステージを終えて、決勝戦は来年の5月に予定されている。

中東諸国と同じ「秋春制」が採用されたことによって日本や韓国など「春秋制」を採用している国にとっては難しい大会となるが、準決勝までは東アジア勢同士の対戦ばかりなので、シーズン制の違いによるハンディキャップはそれほど大きくはない。

そして、決勝戦が行われる5月はJリーグが開幕して2か月経った頃で、チーム状態が良い状態で決勝を戦える(はずだ)。

さて、9月19日にはグループステージ第1節が開催され、マレーシアに遠征した川崎フロンターレはマルシーニョのオーバーヘッドによる1点を守り切ってジョホール・ダルク・ダクジムに勝利したが、ホームに韓国の仁川ユナイテッドを迎えた横浜F・マリノスは2対4で敗れてしまった。

この日の横浜FMはエウバルやアンデルソン・ロペスなど主力組を温存した。そして、仁川の快速FWに手を焼いて2度先行されるが、2度ともCKから得点してなんとか追いついてハーフタイムを迎える。そして、後半は攻勢を強めたが、どうしてもゴールを割ることができず、逆にカウンターから2点を奪われてしまった。

ボールを握って攻め込んではいたが、それが得点に結びつかず、ボールを失った瞬間の危機管理ができずに失点を重ねた。攻撃がうまくいかないので、選手たちは焦って好守のバランスを崩して攻めに出てしまう。そこを狙われたのだ。

最近の横浜FMの攻撃陣はチグハグな状態が続いている。自陣からアグレッシブにアップテンポなパスをつないで組み立てていくのが横浜FMだったが、最近は前線のブラジル人頼りの、いわば「戦術はアンデルソン・ロペス」的な状態なのだ。

攻撃がテンポが悪いので、守備にも綻びが出る……。悪循環である。

さて、仁川との試合、2対2で迎えた後半は勝負所だから「アンデルソン・ロペスやエウベルの登場か」と思ったが、ケヴィン・マスカット監督はとうとう最後まで主力を投入しなかった。

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