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サッカー フットサル コラム 2023年9月20日

攻撃の歯車が狂ったままの横浜F・マリノス 柴崎の加入で現実味を帯びる鹿島の逆転優勝

後藤健生コラム by 後藤 健生
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「Jリーグ優先」という姿勢を崩さなかったのだ。

横浜FMは8月末の横浜ダービーで横浜FCに1対4という衝撃のスコアで敗れ、柏レイソルにも0対2で完敗。ルヴァンカップ準々決勝のファーストレグでも北海道コンサドーレ札幌に敗れた(セカンドレグでは勝利して準決勝進出)。下位チーム相手の取りこぼしが続いたのだ。さらに、直近の第27節では87分にサガン鳥栖に先制され、90分の吉尾海夏のゴールで辛うじてなんとか勝点1を積み重ねた。チーム状態は最悪に近い。

それだけに、これからのJ1リーグの優勝争いに集中せざるをえず、ACLでは主力を休ませたかったのだろう。当然と言えば当然の決断なのだが……。

横浜FMのチーム状態が上がらず、第27節終了時点でヴィッセル神戸が首位に立っているが、しかし、神戸も第27節ではサンフレッチェ広島に0対2で敗れて、勝点の差はわずかに1ポイントに縮まった。9月29日の両者の直接対決(横浜FMのホーム)までに、横浜FMがどこまでチーム状態を上げて行けるかが注目点となる。

第27節では、3位に付けていた名古屋グランパスもアビスパ福岡に敗れて、いわば「上位陣総崩れ」となった。

そして、その第27節でセレッソ大阪との“死闘”を制した鹿島アントラーズが順位を3位にまで上げてきた。着実に順位を上げてきた鹿島には勢いがあるし、鹿島はACLの負担もないし、国内のカップ戦もすべて敗退しているので、Jリーグに集中できる。

「鹿島の逆転優勝」も、今後の注目点の一つと言っていい。

C大阪との試合は、まさに“死闘”だった。

前半の13分にC大阪のDF同士のパス交換を鈴木優磨がカットして先制したのだが、25分にはMFのディエゴ・ピトゥカが一発レッドで退場となり、以後、鹿島は1人少ない状態で戦うことになったのだ。

前半は、C大阪の攻めに迫力がなく、鹿島は相手にボールを持たせながらゴール前を固めて、無難に守って無失点で折り返す。

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