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サッカー フットサル コラム 2023年9月13日

欧州勢相手に2戦連続で4ゴール! 貴重な機会を最大限活用した森保監督

後藤健生コラム by 後藤 健生
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そんな中で、今回はドイツ側からマッチメークの話があったのだという。

ドイツは、2024年のEURO開催国なので予選が免除されているからである。そして、強化試合の対戦相手として昨年のワールドカップで敗戦を喫した日本に白羽の矢が立ったのだ。そして、さらにEURO予選の日程が空いていたトルコとの対戦も実現。森保監督は「ヨーロッパ勢との連戦」という貴重な機会を手にした(韓国は、せっかくヨーロッパに遠征しながら、2戦目はサウジアラビアと対戦している)。

今回のように良いコンディションで強豪国と対戦するという経験を積み重ねることができれば、日本代表の強化は格段に進むはずだ。

しかし、前にも述べたような事情でヨーロッパ諸国とのマッチメークは難しい。それに、日本でのサッカーの露出を増やすためには日本代表は国内で試合をこなさなければならない(もちろん、スポンサーの意向もある)。

だから、今回のような贅沢な連戦はなかなか組めないのだ。

しかも、11月からはワールドカップ予選が始まってしまう。そうなると、強豪国相手どころか、とくに2次予選の間はかなり格下の相手との試合が続くことになる。たとえば、11月16日の2次予選開幕節では、日本代表は大阪・吹田のパナソニック・スタジアムでミャンマーまたはマカオと対戦する。相手は間違いなく守りを固めてくる。相手の分厚い守備どうやって崩すかということだけに焦点が当たる試合だ。

そんな試合は、ワールドカップを目指しての強化にはつながらない。

つまり、さまざまな意味で9月の連戦は日本代表の強化にとって貴重な機会となったのだ。そして、森保一監督はその貴重な機会を非常に有効に使った。

ドイツ戦では現時点でのベストメンバーを先発させた。ヨーロッパの主要リーグのビッグクラブでプレーする選手が増えて、日本選手の個人能力が上がっている。そのうえ、トレーニングで落とし込んだコンビネーションを発揮してドイツを圧倒したのだ。

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