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サッカー フットサル コラム 2023年9月5日

女子W杯後の「なでしこリーグ」 プレー強度の高さで、新たな高みに

後藤健生コラム by 後藤 健生
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女子サッカーのWEリーグカップが8月26日に開幕した。

7月から8月にかけて開かれた女子ワールドカップで、日本代表(なでしこジャパン)は準々決勝敗退に終わったものの、優勝したスペインに4対0で完勝するなど素晴らしい内容の試合を披露。女子サッカーには久しぶりに大きな注目が集まった。

今後の課題は、その「話題性」を一過性のものに終わらせず、いかにしてWEリーグ人気の拡大につなげるか、だ。

もちろん、代表チームにそんな役割を押し付けるのは望ましいことではない。

男子のワールドカップで日本代表が活躍してもすぐにJリーグの観客動員数が伸びるわけではないし、反対に代表が惨敗を喫したとしてもJリーグの危機にはつながらない(たぶん)。だが、まだその存在が十分に認知されていないWEリーグの場合は、代表の活躍は人気拡大のためには重要な条件となる。

さて、ワールドカップ閉幕の直後に始まった新シーズン。WEリーグカップの観客動員数はどうなったのだろうか?

8月26日に始まったWEリーグカップは9月3日までにグループリーグ第2節が終了。合計12試合で1万4581人の観客を動員。1試合平均で1215人だった。

ちなみに、最多の観客を集めたのは今シーズンからWEリーグに加盟したセレッソ大阪ヤンマーレディース。サンフレッチェ広島レジーナ戦には2989人が入った。初めてのホームゲームということで多くの注目を集めたのだろう。

昨年シーズンと比較してみよう。昨年のWEリーグカップは8月下旬までに2節分8試合が開催され(今季より試合数は少ない)、合計で7082人を動員。1試合平均は885人だった。

つまり、今シーズンは現段階で昨シーズンの約1.5倍を動員しているのだ。C大阪の例のように、各クラブ独自の事情や観客動員に向けての努力の成果でもあるだろう。だが、「なでしこ効果」があったことも間違いない。

残念だったのは、ワールドカップ直後に開幕したのがリーグ戦ではなかったことだ。

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