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サッカー フットサル コラム 2023年9月5日

女子W杯後の「なでしこリーグ」 プレー強度の高さで、新たな高みに

後藤健生コラム by 後藤 健生
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Jリーグの場合、Jリーグカップ(ルヴァンカップ)はリーグ戦の合間を縫って行われるが、WEリーグカップはリーグ戦開幕前に決勝までが終了する。要するにプレシーズンマッチ的な大会なのだ。

昨年、リーグ戦で準優勝のINAC神戸レオネッサは、今シーズンのWEリーグカップは連敗スタートとなった。チーム作りが進んでいないからだ。

神戸は昨シーズン、朴康造(パク・カンジョ)監督の下、スリーバックで守備を強化。ウィングバックを使ったカウンター・サッカーで結果を出した。だが、今シーズンはFCバルセロナ育ちのジョルディ・フェロン監督を迎え、これまでとはまったく異なるポゼッション・スタイルへの転換に挑戦している。

当然、完成度は低く、しかも、主力の代表選手抜きで戦っているのだ。カップ戦を通じてチームを完成させてリーグ戦開幕を目指すのだろう。

神戸の例は極端にしても、メンバーや監督が交代したクラブも多く、WEリーグカップはあくまでも“プレシーズンマッチ”なのだ。

本来なら、ワールドカップで注目を集めた後、すぐにリーグ戦を開幕させ、さらに周知を徹底してWEリーグ人気を定着させたいところだった。WEリーグにはそうしたPR戦略やメディア戦略の視点が欠けているように思えてしまうのは僕だけだろうか?

実に、もったいないことだ。

さて、9月3日には東京の味の素フィールド西が丘で「なでしこリーグ1部」と「WEリーグカップ」の“ダブルヘッダー”という初の試みが行われた。

かつて日本のトップリーグだった「なでしこリーグ」。WEリーグの発足で強豪クラブが離脱して今では2部リーグ的な存在となっている(C大阪も昨年までは「なでしこリーグ」所属だった)。

西が丘では、その「なでしこリーグ」のスフィーダ世田谷対愛媛FCレディース、WEリーグカップの日テレ・東京ヴェルディベレーザ対アルビレックス新潟レディースの2試合が行われた。

「見比べてみれば、何かが分かるのではないか?」

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