人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

サッカー フットサル コラム 2023年8月18日

U-18代表に課題が突きつけられる 久しぶりに韓国勝利で終わった日韓戦

後藤健生コラム by 後藤 健生
  • Line
J SPORTS

J SPORTS

U-18日本代表が、0対1のスコアで同韓国代表に敗れた。静岡県内各地で開かれているSBSカップ国際ユース大会の初戦だった。

各カテゴリーの日本代表は、このところ久しく韓国に負けていなかった。

2021年3月に札幌で行われたフル代表の親善試合で日本が3対0と完勝。以後、たとえば国内組だけで行われたE-1選手権や各年代別の対戦で日本は勝利を続けた。しかも、ほとんどが同じ「3対0」というスコアだった。

最近では、7月にあったU-17アジアカップ決勝でも日本は韓国を3対0で破って優勝を決めている。

かつて、1960年代から70年代にかけて日本が韓国に1勝もできない時代もあった。Jリーグができて日本が強化されてきてからでも、韓国に連勝することはなかなか難しいことだかった。

そんな歴史を考えれば“夢のような”時代なのだが、韓国側からしたらたまったものではない。韓国にとって、サッカーというのは第2次世界大戦前の日本の植民地統治を受けていた時代から「日本人に勝てるスポーツ」としての自負があったはずだ。

それだけに、8月17日に静岡市の草薙陸上競技場で日本と対戦した韓国チームはかなり本気度が高かった。

日韓両国のU-18代表は2025年に行われるU-20ワールドカップを目指して立ち上げられたばかりのチーム。現在はまだ「選手の発掘」の段階で、一つひとつの試合の勝敗はさして重要ではないのだが、韓国は現段階での最強メンバーを組んで来日したらしい。

それでも、序盤戦は完全に日本がゲームを支配していた。

選手が動き直しをして細かくポジションを変えることによって複数のパスコースを作り、ワンタッチ、ツータッチのパスを回す。また、裏に走る選手がいれば、ロングボールも織り交ぜて、日本はバリエーション豊かに攻撃を組み立てた。

一方、韓国も後方からビルドアップを試みるのだが、パスコースが単調なので日本の守備陣に簡単にカットされてしまう。

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

人気ランキング(オンデマンド番組)

J SPORTSで
サッカー フットサルを応援しよう!

サッカー フットサルの放送・配信ページへ