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サッカー フットサル コラム 2023年8月4日

カタールでは「奇跡」だったスペイン撃破、なでしこジャパンは「必然の勝利」だった

後藤健生コラム by 後藤 健生
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だが、日本はラウンド16で強豪クロアチアと互角の撃ち合いを演じながらPK戦で敗れてしまう。そして、大会の主役の座はリオネル・メッシのアルゼンチンとキリアン・ムバッペのフランスとなり、さらに快進撃を続けたモロッコに移っていった。

なでしこジャパンは、グループリーグの段階では間違いなく女子ワールドカップの主役級の活躍をした。それを大会後半にまでつなげてもらいたいものだ。

まず、ラウンド16の対戦相手はノルウェー。パスをつないで攻めてきたスペインに比べて、サイズのある選手を使って直線的に攻めてくるノルウェーは日本の守備陣にとって、むしろやりにくい相手なのかもしれない。チャレンジ&カバーを徹底して、「個」を封じたい。

また、スペイン戦を分析したノルウェーは日本のカウンター攻撃を警戒してくるだろう。しかし、ノルウェーのような大型の選手が多い相手に対しては細かいパスが有効なはず。スペイン戦とは切り替えて、ワンタッチ・パスを多用してノルウェーの守備陣の裏を突いていくべきだろう。

いずれにせよ、カタール大会の“二の舞”だけは避けてほしいものである。

文:後藤健生

後藤 健生

後藤 健生

1952年東京生まれ。慶應義塾大学大学院博士課程修了(国際政治)。64年の東京五輪以来、サッカー観戦を続け、「テレビでCLを見るよりも、大学リーグ生観戦」をモットーに観戦試合数は3700を超えた(もちろん、CL生観戦が第一希望だが!)。74年西ドイツ大会以来、ワールドカップはすべて現地観戦。2007年より関西大学客員教授

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