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サッカー フットサル コラム 2023年7月24日

真剣勝負とは比べ物にならないが、それはそれで楽しめたマンチェスター・シティ戦

後藤健生コラム by 後藤 健生
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この種のヨーロッパの強豪クラブを相手にしたプレシーズンマッチでは、日本のクラブもメンバーを落として戦うことが多い。

そうなると、まったく何のための試合なのか分からなくなってしまう。だが、横浜FMを率いるケヴィン・マスカット監督は、7月19日のセルティック戦も、23日のマンチェスター・シティ戦もJ1リーグでいつも戦っている“最強メンバー”を先発させた。

その結果、「相手の本気度」は別として、そういう相手に対してJリーグ最強クラブがどれだけ戦えるのかを見ることができた。

そして、横浜FMはセルティック相手には派手な点の取り合いの末に6対4で勝利。相手の守備組織が整っていない状況では、セルティックからは横浜FMの攻撃で点が取れることを証明してみせた。

そして、横浜FMはマンチェスター・シティ相手にも真っ向から攻撃を仕掛け、そして2点を先行することに成功した。

横浜FMの選手たちは、気後れすることなく高い位置からプレスをかけに行った、またボールを奪ったらすぐに蹴り返すのではなく、まずはパスをつないでビルドアップを試みる。世界トップクラスの強豪相手に、「いつも通りのサッカー」で挑みかかったのだ。

繰り返すが、相手はもちろん調整段階(の初期)にあって、本来のプレー強度とは比較にならない状況ではある。だが、少なくとも相手がそういう状況であれば、横浜FMの攻撃は十分に通用し、そして2ゴールを奪うことに成功した。

ライン間のスペースに選手が入ってパスコースを作り、さらに背後のスペースを利用する攻撃。ヨーロッパの強豪クラブと同じようなコンセプトの攻撃で、開始直後からチャンスを作り続けた横浜FM。

27分には、右サイドで渡辺皓太がつぶれて水沼宏太につなぎ、水沼のスルーパスを受けたアンデルソン・ロペスが飛び出し、最初のシュートはGKのステファン・オルテガにストップされたが、アンデルソン・ロペスはこぼれ球を拾って反転してシュートを決める。

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