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サッカー フットサル コラム 2023年6月6日

WEリーグ優勝を決めた浦和レッズレディース チームとしての一体感が増して大きく成長

後藤健生コラム by 後藤 健生
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2年目を迎えたWEリーグ(日本女子プロサッカーリーグ)では、三菱重工浦和レッズレディースが初優勝を決めた

開幕から圧倒的な強さを発揮した浦和は、昨年12月11日の第6節でINAC神戸レオネッサのカウンター攻撃に屈したものの、その後は日テレ・東京ヴェルディベレーザと引き分けただけで連勝を続け、5月14日のアウェーでのI神戸戦ではリベンジを果たし、5月27日の第20節でAC長野パルセイロ・レディース相手に勝利すれば優勝決定となるはずだった。ところが、ここでまさかの敗戦。優勝決定は持ち越しとなった。

そして迎えた6月3日の第21節。ホーム浦和駒場スタジアムで行われた大宮アルディージャVENTUSとの“埼玉ダービー”が優勝を懸けた一戦となった。

台風2号の影響で東日本は当日朝まで大雨に見舞われていたものの、14時の試合開始の頃にはすっかり晴れ間が広がり、駒場には4905名の観客が詰めかけた。

そして、浦和は大宮に4対0で勝利して多くのサポーターの前で優勝を決めた。

「優勝決定」を見ようと長野まで駆け付けたサポーターには気の毒だったが、長野でのよもやの敗戦のおかげでホーム駒場で優勝決定の瞬間を迎えられたのだから、これはいわば“ケガの功名”だったのかもしれない。浦和の優勝はWEリーグでは「初」。トップリーグでの優勝としてはWEリーグ結成直前の2020年「なでしこリーグ(日本女子サッカーリーグ)」以来3年ぶり4度目ということになる。

単に優勝を決めただけではない。優勝が懸かった大宮とのダービーマッチは、浦和にとって今シーズン最高のパフォーマンス。試合開始直後から浦和が完全にコントロールして、前半のうちに2点を奪うと、後半にさらに2点を追加しての完勝だった。

立ち上がりからチャンスを作っていた浦和だが、フィニッシュ段階のパスがズレたり、シュートが枠を捉えきれなかったりでなかなか得点が生まれなかったが、24分に左サイドでサイドハーフ(SH)の島田芽依にサイドバック(SB)の水谷有希、そしてトップ下の猶本光などが絡んでチャンスを作り、一度は跳ね返されたもののすぐに奪い返して、最後は猶本がファーサイドを狙ったシュートを決めて先制。前半終了間際はには右SBの遠藤優がトップの菅澤優衣香に当て、菅澤がヒールで落とすと、ボールを受けた島田が落ち着いて決めて貴重な追加点を決めた。

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