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サッカー フットサル コラム 2023年4月18日

『チームを勝たせられる10番に。ジュビロ磐田U-18・舩橋京汰が痛感する「ゴールを決め切る」意味 高円宮杯プレミアリーグWEST ジュビロ磐田U-18×名古屋グランパスU-18マッチレビュー』

土屋雅史コラム by 土屋 雅史
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「去年はケガで離脱した時期に、みんなが勝っているところも生で見ていて、『自分もその中に入りたい』と思っていましたし、悔しい想いは常にあったので、そういうことがあったからこそ、後期で自分が復帰して試合に出られた時に結果を残そうということは常に思っていたので、それが実際に数字として出たのだと思います」。プレミアの舞台で挙げた二桁ゴールは、言うまでもなく大きな自信になった。

今季は2種登録選手に登録され、4月5日にヤマハスタジアムで開催されたルヴァンカップのサガン鳥栖戦で初めてベンチに入ると、1点を追う88分にピッチへ解き放たれる。時間にして5分強。プロのピッチを経験し、舩橋は想いを新たにしている。

「あのサポーターの良い雰囲気の中でやらせてもらって、自分の中でも凄く良い経験になりましたけど、もっと長く出たかったなって。まずはプレミアで点を獲って、自分の価値や結果を出していることを横内さんに知ってもらいたいと思います」。

その試合ではスタメン起用されていた“同級生”の存在も意識しないわけにはいかない。昨年までU-18でともにプレーしていた後藤啓介は、一足早くトップ昇格を決めると、いきなりJ2開幕戦で2ゴールと衝撃のデビュー。以降もコンスタントに出場を重ね、既に4得点を記録。「凄いなと思いますけど、自分も頑張りたいという刺激になっています」という舩橋にとっても、後藤の活躍は小さくないモチベーションだ。

最大の持ち味はスピードを生かした裏への抜け出し。「自分の特徴である裏抜けというのはチームのみんなと共有していますし、今日も何回かは裏抜けがあって、チャンスがあったのに決め切れなかったので、フォワードは得点だと思いますし、そこは決め切れるように頑張りたいです」。結局はそこに集約される。フォワードは得点。あとは決め切るだけ。

この日も磐田U-18の出来は決して悪くなかった。それゆえに勝利の遠い現状にもどかしさが募るが、それを解消するためには自分が仕事を果たす以外に、チームの結果へ貢献する術はない。

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