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ポルトガルが激しいプレッシングをかけてきたことで、日本のボランチ2人(長谷川唯と長野風花)が押し込まれたことが中盤にスペースができた原因だった。
また、この日のギマランエスの34度という高温も日本選手の運動量を奪った。池田監督は試合後のフラッシュインタビューで「前半は寝てしまった」と表現したが、暑さのために動きが悪くなってしまったのだろう。春を迎えたばかりのこの時期、選手たちの体は冬仕様になっている。基礎代謝量は高く、発汗機能は失われており、暑さの影響は大きい。
こうした状況を考えれば、無理に前線から追うのは諦めるべきだったのではないだろうか。実際、後半の日本は守備局面では引き気味でハーフライン付近からプレスをかけに行くように修正した。本来はピッチ上の選手の判断で、前半のうちに修正したかったが、ディフェンスリーダーの熊谷紗希がベンチだったこともあって、前半のうちには修正できなかった。
それでも、失点後にはボールを保持して反撃に移って何度か決定機を作り、35分に同点ゴールを決めた。このあたりは、個々の能力の差によるもの。もし、相手がワールドカップ優勝を狙うような強豪国(たとえばグループリーグ3戦目で対戦するスペイン)だったら、前半のうちに追加点を奪われてしまったことだろう。
守備面では課題ばかりが目についたが、攻撃面ではスリーバック(3-4-3)が機能した。
左サイドではウィングバックで起用された杉田妃和がパス出しの起点となって、シャドーの猶本光とのコンビネーションで形を作り、右サイドではウィングバックの清水梨紗がシャドーの藤野あおばを走らせた。藤野は、1対1の場面で積極的にドリブルをしかけ、9分にはマークの相手を一歩だけ外してボールスピードのあるクロスを入れた。左から詰めてきた杉田のヘディングシュートはGKのイニェス・ペレイラに弾かれたが、これが日本の最初の決定機。藤野は77分までプレーして何度もチャンスを生み出した。この日のベストプレーヤーの1人と言っていい。
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