人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

サッカー フットサル コラム 2023年1月16日

満員の観客が生んだ熱い展開 立川が名古屋を破ったFリーグ第19節の熱戦

後藤健生コラム by 後藤 健生
  • Line
アリーナ立川立飛(東京立川市)

アリーナ立川立飛(東京立川市)

1月14日の土曜日。僕はフットサルのFリーグ・ディビジョン1第19節、立川アスレティックFC対名古屋オーシャンズの試合を見るために、東京・立川市のアリーナ立川立飛に向かった。試合開始の30分ほど前に多摩モノレールの「立飛」駅に到着すると、駅から間近のアリーナ前は普段より多くの観客でにぎわっていた。

この試合を「TACHIHI DAY」と称して、立川アスレティックFCは「立川アスレ2000人チャレンジ」を掲げて観客動員を目指していたのだ。

今から10年ほど前には、年間で25万人を越える観客を動員したこともあるFリーグ。開催方式やチーム数、試合数も変化しているので、厳密に比較するのは難しいが、その後、観客数は長期低落傾向にあり、とくに新型コロナウイルス感染症の拡大によって2020/21シーズン以降は激減。

コロナ禍が収束に向かいつつある現在、どこまで観客動員を回復できるかは大きな課題となっている。

そして、この日、立川アスレはみごとに目標を達成。アリーナに集まった観客は2282人に達した。アリーナの収容人数は3275人とされているが、これはアリーナ席も含めた数字。2階スタンドだけなら、2282人はほぼ満員の状態だった。

やはり「満員」という状態の中では人の気持ちはアガル。コロナ禍で多くの人が集まることができなかった約2年半を経て、こうした熱気が各所に戻ってきたことは嬉しい限りだ。

そして、立川アスレティックFCは観客動員の目標を達成しただけではなかった。「満員のアリーナで名古屋オーシャンズに勝つ」という目標も達成したのだ。

名古屋オーシャンズは日本のフットサル界の絶対王者。2007/08シーズンにFリーグが創設されてから昨シーズンまでの15シーズンのうち、2016/17シーズンの2位を除いてすべて優勝。他を圧倒する戦績を収めている。そして、2022/23シーズンも早々とリーグ戦1位を確定。第18節までの成績は16勝1分1敗という圧倒的なものだった。

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

人気ランキング(オンデマンド番組)

J SPORTSで
サッカー フットサルを応援しよう!

サッカー フットサルの放送・配信ページへ