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サッカー フットサル コラム 2023年1月10日

後半戦の注目チームはキーケ・セティエン監督のビジャレアル

木村浩嗣コラム by 木村浩嗣
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話は少しそれるが、カタールW杯の教訓の一つは、戦術的に多様で柔軟なチーム(アルゼンチン、モロッコ)が成功し、“自分たちのサッカーをする”チーム(スペイン)が失敗したことだと思う。キーワードは「対応力」。過密日程の短期決戦で試合ごとのそれと、5人交代制で試合中のそれが試される。この点ウナイ・エメリはまさに理想的で日本代表監督にも推したいくらいだ。逆に、ルイス・エンリケ型のキーケ・セティエンは、スペインがポゼッション一辺倒の限界を見せ付けたこともあって、私の目には「時代遅れ」にさえ映っていた。

だが、これは間違いだったようだ。

昨年会いに行った際に、じっくり「ポジショナルプレー」の講義をしてくれた恩人にあまりに失礼だった。ポゼッションサッカーは死んでおらず、セティエンも過去の人になっていない。これはすなわち、「リーガとスペインにもまだ生きる道がある」ということだ。

もちろんまだ1試合だけなのだが、その予兆は明確に見られた。

文:木村浩嗣

木村浩嗣

編集者、コピーライターを経て94年からスペインへ。2006年に帰国し『footballista フットボリスタ』編集長に就任。08年からスペインに拠点を移し特派員兼編集長に。15年編集長を辞し指導を再開。スペインサッカーを追いつつセビージャ市王者となった少年チームを率いた。現在はグラナダ在住で映画評の執筆も。

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