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サッカー フットサル コラム 2022年10月31日

川崎がなんとか逆転の望みをつないだ試合。大迫勇也がターゲットとして活躍して神戸も大善戦

後藤健生コラム by 後藤 健生
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10月29日。J1リーグ第33節の川崎フロンターレ対ヴィッセル神戸の試合が行われた川崎・等々力陸上競技場には2万2110人の観客が詰めかけた。

川崎サポーターにとっては、もちろん川崎がホーム最終戦で勝点3を積み上げて「奇跡の逆転優勝」への望みをつなぐ瞬間を見ることが最大のお目当てのはずだった。

後半の立ち上がりに神戸の小林祐希に見事な直接FKを決められて同点とされてしまったものの、79分にペナルティーエリア内で小林悠が倒されて獲得したPKを家長昭博が決めて(得点は84分)2対1で勝利した川崎は最終節まで“希望”を残した。

最終節、川崎が勝利して勝点2の差で首位を走る横浜F・マリノスが敗れれば、逆転優勝が実現する。川崎としては自らが勝利すると同時に、横浜の試合結果が気になるところだが、最終節で横浜が対戦するのは、第33節に川崎と戦った神戸である。

川崎相手に試合終盤まで同点で戦っていただけに、神戸には横浜と戦える力は十分にある。一時は、残留争いの真っ只中にいた神戸だが、このところすっかり復調。川崎戦の前まで5連勝を記録していた。

この神戸の好調をもたらしたのが、大迫勇也の復調であることは間違いないだろう。

昨年から故障が続き、その後も不調が尾を引いていた大迫。日本代表のエースの座も明け渡し、最近の日本代表の活動では常に「大迫の代役探し」がテーマに挙げられていた。

11月29日の等々力に集まった記者の多くは、優勝争いとともに大迫の状態を見に来たはずだ。また、日本代表の森保一監督が11月1日のメンバー発表を前にして最後の視察の地に等々力を選んだのも、大迫の出来を自らの目で確認したかったからなのだろう。

そして、その川崎戦で大迫は非常に良いパフォーマンスを発揮した。ワールドカップでの試合出場はともかく、招集メンバー入りは間違いないのではないだろうか。

後半にGKと1対1になった場面で決めきれなかったこと。そして、シュート数が1本に終わったことで「アピールできず」とする向きもあるが、そもそも、リーグ戦2位の強豪川崎を相手に神戸が終盤まで互角に近い戦ができたのは、最前線に大迫がいたからなのだ。

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