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サッカー フットサル コラム 2022年10月19日

【ハイライト動画あり】リトルなでしこが難敵フランスを下して3連勝!万全を期して宿命のライバルが待つ準々決勝へ

サッカーニュース by 松原渓
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左サイドで再三突破を見せた松永 未夢

1点差を死守していたフランスだが、アディショナルタイムには、コーナーキックから交代出場のDF楠さやみが頭で決め、勝負あり。2-0でグループ首位の座を堅持した。

また、同時刻に行われたもう1試合は、カナダとタンザニアが1-1のドロー。W杯初出場のタンザニアが歴史的な決勝トーナメント進出を決めている。

リトルなでしこはグループステージ3試合で、その強さと魅力を示した。
タンザニア、カナダ、フランスという強豪国が揃うグループで、3試合で10得点を奪い、守っては全試合クリーンシート(無失点)を達成。フランス戦はピンチの数も多かったが、その分、守備の粘り強さも引き出された。イエローカードは3試合で一枚も受けていない。

一方、攻撃面では3試合で80本を超えるシュートを放った。

FIFA U-17 女子 ワールドカップ インド 2022 グループD 第3節

【ハイライト動画】フランス vs. 日本

「前線からの連動したプレッシングによって、ディフェンスラインが狙いを持った対応ができている。3試合を通じてチーム全体の守備力が向上している」と、狩野倫久監督は手応えを口にする。

また、カナダ戦までで交代枠をフルに使って21人がピッチに立ち、フランス戦でも交代枠を使い切った。狩野監督は多感なこの年代で重視することについて、「相手に対して自分の武器や良さをどう生かすか、気づきを与えられるのはピッチで体感するものが大きい」と、結果と同じぐらいプロセスにも目を向ける。そして、選手たちはその経験をスポンジのように吸収し、内容に結実させている。

「多様なシステムを使いこなし、一人が最低2つ以上の異なるポジションでプレーできる」というだけに、攻撃のパターンも多い。試合中のポジション変更、4-4-2から4-3-2-1へのシステム変更もあり、3試合で7人の選手がゴールを決めた。対戦相手にとっては次の手が予測しにくく、厄介極まりないはずだ。

公式戦では初めてだったという岡村のサイドバック起用には驚かされたが、「岡村は守備力が非常に高い選手なので、相手のストロングポイントであるサイド攻撃を抑える狙いがあった」という狩野監督。縦の関係を組む左SHの松永の攻撃力への信頼も含めての抜擢だったそうだが、2人の組み合わせも初めてとは思えない安心感があった。何事も「初めて」にはリスクも伴うが、そこで得られるものがある。岡村は、「緊張もありましたが、国と国との本気の試合で勝負できたことはとても楽しかった」と振り返った。

日本は1試合ごとに地元の声援を増やしている。この試合は6,734人の観客が入った。日本のボードを掲げるファンがちらほらとスタンドに見られるようになった。地元のサッカーファンたちは、「いい試合だった!」「決勝に行ってくれよ!」と人懐っこい笑顔で声をかけてくる。

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