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サッカー フットサル コラム 2022年8月16日

久保擁するソシエダとバルセロナの開幕戦振り返り 週末は直接対決!

木村浩嗣コラム by 木村浩嗣
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開幕戦でゴールを決めた久保建英

開幕戦でゴールを決めた久保建英

カディス戦は久保建英のリーガでのベストマッチだった。

ゴールも良かったが、それよりもチームのメカニズムの中に完全に組み込まれている点が評価できる。とにかく名前を呼ばれる回数が多かった。

ボールを触り、ボールを追い掛けた。

いつもなら「単独のポイント」:主にドリブルと被ファウルとボールロストについて話さなければならないが、この試合ではシュート、ドリブル、センタリング、コンビネーション、ポジションチェンジ、チェイス、インターセプトについても話すことがある。プレーに関わっている時間が長かった。

「途切れない線」としてチームのプレーに関わっていた。

サッカーの攻守は連続している。つまり、攻撃をしていない時には守備をしている。

ボールを動かして、前進して、崩して、フィニッシュした後に、ボールを追い掛けて、パスの受け手をつかまえて、スペースを狭めてロストを誘ったりファウルをされたりしてボールを奪い返す。そして再び、ボールを動かして……が始まる。

これらの作業はすべてチームとして行っている。マイボールでは主にシルバ、メリーノ、たまにブライスとの協同作業となり、相手ボールでは主にメリーノ、ディエゴ・リコ、たまにスビメンディと一緒に働く。久保はこうした作業にまんべんなく切れ目なく関わっていた。

で、ボールが足下にあった時に個人作業のトラップ&ボレーシュート、対角線侵入&浮かしたセンタリングをこなした。

つまり、チームの一員としても個としても立派な仕事ぶりだった。

アルグアシル監督は「まるで3年間プレーしているみたい。誰かのレポートを読んでいたのか」と冗談めかして感心していた。

先週、ここでソシエダの仕上がりが遅い、と書いたばかりだ。それは久保、シルバ、ブライス、メリーノが過不足なくそろい踏みする解法、中盤ダイヤモンド型の[4-4-2]で久保:左トップ、シルバ:トップ下、ブライス:右サイド、メリーノ:左サイドと、その機能性を読めなかった、私の不明のせいである。

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