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休暇中に大金を盗まれたバルベルデ
サッカー選手はケガの多い危険な職業で知られているが、スペインではグラウンド外でも危険である。
一度取材でマドリッドの高級住宅街のお金持ちの邸宅を訪れたことがある。家を囲む3メートほどの塀にも驚かされたが、それ以上に驚いたのが、その家族が2度襲撃されていて猟銃やナイフを突き付けられ手足を縛られた経験を普通のことのように語ることだった。
街中のスリから高級住宅専門の強盗団まで、スペインでは泥棒や強盗は日本ほど珍しいことではない。今回はシーズンオフでもあるので、狙われるサッカー選手という話をしたい。
今日のスポーツ紙にも、夏休み中のフェデ・バルベルデ(レアル・マドリー)が別荘のシェフに毒を盛られて大金を盗まれたニュースが出ていた。先月は世界的なリゾート地イビサ島にあるマルコ・ベラッティ(パリ・サンジェルマン)の別荘が襲われたばかりだ。その別荘は、現バジャドリー会長で元ブラジル代表のロナウド・ナサリオの所有する別荘地にあったこと、メッシやイビラヒモビッチもバケーションに訪れる有名エリアだったことで話題になった。ベラッティとロナウドの被害総額は300万ユーロ(約4億円)にも及ぶらしい(これだけの金額なのに関係者の誰も大騒ぎしていないことが凄い!)。
サッカー選手はスポーツ選手の中でも断トツのお金持ちだ。他競技の選手が被害にあったという話は聞いたことがない。しかも、本人も恋人や妻もそのお金持ちぶりをSNSで見せつけることが大好きだ。ベラッティ夫婦の場合も豪華なジュエリーを持参してバケーションを過ごしていることをネットに上げていたので狙われたらしい。
もちろんサッカー選手が狙われるのはバケーション中だけでない。むしろシーズン中の方が多い。
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