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リーグ優勝記念パレードでベンゼマらと手を振るアンチェロッティ監督
レアル・マドリーが先々週末、4試合を残してリーグ優勝した。第34節での優勝決定は97−98シーズン以来という早さだった。
独走優勝の最大の要因は、バルセロナとアトレティコ・マドリーの不調にある。
メッシが抜け財政難で補強もままならなかったバルセロナはスタートからつまずき、レアル・マドリーと第17節には追い上げ不可能な18ポイントが付いていた。昨季優勝のアトレティコ・マドリーの方は、3バック+ポゼッションサッカーという方向転換がうまくいっていたかのように見えたが、やはり出足でつまずき、そのうち戦術にも迷いが生まれて第8節を最後に2位すら上がれなかった。
レアル・マドリー自身の要因としては、アンチェロッティ監督の大博打の成功を挙げたい。開幕前、新監督にはモドリッチ、クロース、カセミロの後継者選び、セルヒオ・ラモスとバランが抜けたCBコンビの確立、という2つの大きな課題があった。このうち前者はイスコ、バルベルデ、アセンシオを試したものの現状維持に決め、後者はアラバ、ミリトンがベストと見るとその考えを二度と変えることはなかった。
結果的に11人のうち10人:クルトワ;メンディ、アラバ、ミリトン、カルバハル;クロース、カセミロ、モドリッチ;ビニシウス、ベンゼマが固定。唯一アセンシオとロドリゴのいる右サイドだけはポジション争いが許された。以上の12人に、ナチョ、バルベルデ、カマビンガ、ルーカス・バスケスを加えた16人でシーズンをほぼ乗り切った。マルセロ、ベイル、アザール、イスコ、ジョビッチ、マリアーノは数回チャンスを与えただけで切り捨てられることになった。
これがすでに大きな賭けである。
力と実績のある選手を、アンチェロッティは何らかの個人的理由ーー外部からはまったくうかがい知れないものーーで戦力化しなかった。もし、メンバー固定による体力的消耗や誰かのケガで失速していれば、真っ先に批判されるべきはアンチェロッティだったろう。
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