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サッカー フットサル コラム 2022年4月1日

J2で得点を重ねる小川航基。故郷、横浜でシュートの才能が開花?

後藤健生コラム by 後藤 健生
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2点目は、65分のことだった。山形のゴールキックの場面でボールを受けたDFの野田裕喜がドリブルで前に持ち運ぼうとしたところを、交代で入ったばかりの横浜FCの伊藤翔が体を当てて強引にボールを奪い取り、DFとGKを引き付けてから小川にパス。小川は、慌ててシュートコースに入ろうとしたDFのタイミングをはずして冷静に流し込んだ。

2点とも、小川の好調ぶりを示す得点だった。

1点目の場面。相手2人をはずして前を向いた瞬間、小川にはいくつかの選択肢があったはずだ。だが、そこでまったく迷うことなくシュートを選択したのだ。点が取れないで迷っている選手だったら、まずパスコースを探してしまったことだろう。だが、ノッているFWはそこで思い切ってシュートを選択できるのだ。

迷いがないからこそ、自然な振りで力みなくシュートを撃てたのだろうし、だからこそ強烈なドライブがかかった美しい軌道のシュートとなったのだ。

2点目は、もちろん半分以上は伊藤のゴールだ。相手からボールを奪い取った場面は、多少、荒っぽいところのある伊藤らしいプレーだったし、ペナルティーエリア内に持ち込んでからシュートを撃つ姿勢を見せて相手の中位を完全に引き付けてから出したパスはテクニックのある伊藤ならではのもの。

小川にとっては、GKがいないゴールに流し込むだけではあった。だが、シュートコースを消そうとしていた相手DFの動きもしっかりと見ながら、冷静に狙ったコースに流し込んだあたりは、やはり小川の好調さを示している。

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