人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

サッカー フットサル コラム 2022年3月10日

劇的な結末となったFリーグ入れ替え戦。敗れた「しながわシティ」は全日本選手権で今年も名古屋に挑戦?

後藤健生コラム by 後藤 健生
  • Line

そのトルエーラ柏は、2021−22シーズンには東京都に移転して「しながわシティ」と改称してF2リーグに参戦。11勝3分1敗という圧倒的な成績で優勝。今回はライセンス問題もクリアとなって、再びF1最下位となったボアルース長野との入れ替え戦に臨んだ。

しながわシティ(旧トルエーラ柏)にとっては、まさに待ちに待った入れ替え戦だった。入れ替え戦は2回戦制で、3月4日、5日の両日に行われた。

しながわシティは、岡山孝介監督の下、テクニカルなパスを回す美しいスタイルのフットサルを目指す志の高いチームだ。

第1戦では長野が守備的だったこともあって、「しながわ」がボールを保持する時間が長く、期待通りの美しいフットサルを披露。シュート数もしながわが29本、長野が17本としながわが圧倒した。

ところが、パス回しにこだわるチームにはありがちなことだが、ボールを持っている時間は長いものの決定機は少なく、中央を固めた長野のゴールをこじ開けることができず、10分27秒にはCKから長野の松原翔太に先制を許してしまう。その後も、「しながわ」が攻めて長野が守るという展開が続いたが、「しながわ」は33分24秒と38分44秒にともにCKから得点してなんとか逆転勝利。第1戦が2対1の僅差の結果に終わったため、勝負の行方は翌日の第2戦に持ち越しとなった。

3月5日の第2戦。前日の試合とは打って変わって、勝たなければいけない立場となった長野が前線からプレッシングをしかけたため激しい試合となった。しかし、時間の経過とともに、やはり「しながわ」が優勢となり、17分07秒にCKから野村啓介のシュートが決まって先制し、さらに17分51秒には前線でボールを奪った「しながわ」がパスをつないで、最後はボラが決めて2対0とリード。

こうして、「しながわ」はF1昇格に大きく近づいた。このまま行けば、「しながわ」の2勝で文句ない昇格となる。長野が残留するためには、後半に3点を奪って第2戦に逆転勝ちするしかない状況となったのだ。

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

人気ランキング(オンデマンド番組)

J SPORTSで
サッカー フットサルを応援しよう!

サッカー フットサルの放送・配信ページへ